「全元号」を体で感じる書展について.1
いやー、元号が248もあることは覚悟してたけど、かなり大変だ。
マラソンみたいなもので、コツコツ地道な積み重ねがゴールにつながる。
今夜(というかもう朝だけど)ようやく230まで書けた。あと18だ。
夜中だろうと墨の匂いは好きだし、硬い筆より柔らかい筆の方が自分には合っているんだと20年以上筆を使い続けて分かった。羊かな、羊だよな。毛。
昭和、平成、令和が残ってる。これは本当にクライマックスで、どうなるんだろ。
ここだけ力入れるのもどうかと思うけど、少し前に「昭和、期待してるよ」とか言われてしまって、「お、おう、そうなのか」と驚いてしまい。
でもそうだよね、自分に近いものはなんでも気になるものだ。
「光る君へ」が好きな人は「長徳」とか気になるかもしれないし、新撰組が好きな人はきっと幕末の元号に感じやすいのだと思う。
一つひとつの元号が自分のインスピレーションやエネルギーとこすれあって、248の大きな宇宙になる。一枚一枚を見てほしいのはもちろん、248の流れも見てもらえると面白いと思う。
ちなみに元号の単位ってなんだろう。
なんとなく248「個」って呼ぶのが、なんとなくためらわれてしまい。
きっと元号に単位、ないよね。多分、発見。