書評 今年読んだ本オブザイヤー 「ネット右翼になった父」
五十路のおじさん、ばっどです。
ネット右翼になった父
鈴木大介
今年読んだ本んを振り返って。
一番印象に残った本は何か?考えてみた結果。
まず、看板に偽りあり!なってない!!のがポイントでした。
やはり読書には驚きが欲しい。
小説でもなく、エッセイでもなく、気になったことを調べたその過程と結果にしか過ぎないんだけど、人によっては泣ける本じゃないかと。
著者と自分の年齢は割と近く、つまり父親の年齢も近い。
自分も父親は愛しているけど、自分の父親が亡くなった時に、きっかけがあったとはいえ、ここまで父の来し方に興味を持ってコミットできるのか?と考えると著者がいかに父君を愛していたのかと考えずにはいられません。
小説でもない、単なる調査の結果と考察でここまで感動できる。
しかも新書!
めっちゃお得な本でもあると思いました。
今年もいろいろ読めてよかった。
新聞書評、ネットの書評サイトににはお世話になったと思います。
そして何より浜松市城北図書館の館員のみなさま、Booksアマノ有玉店ならびに布橋店のスタッフのみなさま、ありがとうございました!!