【読書ログ】失敗図鑑　すごい人ほどダメだった！　大野正人

Amazonで気になる本を色々検索。
ベストセラーで取り上げられていたのがこの本。
10歳から読める本だと！？
最近ちょっと難しい本を読みすぎて頭が疲れてきたので、
優しい言葉が勝手に恋しくなっていた。
よし、購入！

失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

24人の偉人の失敗エピソードが紹介されている。
大事なのは、その失敗から何を学び、どうしていくか。

10歳から読める、と題されているように
文章はとってもわかりやすくて優しい。
深く考えなくてよいのでリフレッシュになった。
（最近は難しい漢字とかカタカナに悩まされていた笑）
でも内容は子供だけじゃなくて、むしろ大人に読んでほしいものだと思う！

まず、筆者の失敗エピソードを読み解く力がずば抜けていると感じた。
失敗した原因は何か？その背景は何か？
それでもこの偉人が失敗の中で成功を掴んだのはどうしてか？
そのポイントを誰にでもわかりやすく説明している。
こりゃあ子供でも分かる内容だ。めっちゃわかりやすいもん。
優しい語り口だから、抵抗なくすっと頭に入ってくる。

それでいて、ものすごく勉強になる。
すべての項が、人生において大切なことを学べるようになっている。

例えば・・・
成功は「守るもの」ではなく、次の成功のために「使うもの」
この言葉、響いた！
どうしても人に分け与えるのって抵抗ある。
自分が頑張って手に入れたコツを簡単に教えてしまうのって、もったいない気がしてしまう。
でもそれを分け与えて次の成功につなげられる人が成功する。
分かってるんだよ、分かってるんだけど・・・まだまだ精進が必要だな。

「ただ悪口を言うだけの人にならない。」
何もしないし、できないのに悪口だけは言うようなくだらない人間になってはいけない。
自分の言葉に責任を持てないなら心から謝るべき。
これもね。陥りがちよ。
どうしても愚痴っちゃうときはある。
それが悪いわけではないけど、言うだけ人間にはなっちゃだめ。
肝に銘じなければ・・・。
児童書とか言っておきながら・・・深くない！？
すごく心臓深くに刺さっているよ！

すべて紹介するわけにはいかないのでこの二つのみにしておくけど
こんな感じで大人の私に深めにぶっささりまくるような内容。
自分で読んでもためになるし、子供にも読んでほしい本だ。
友人の子がこの本を読める年齢になったらプレゼントしたいな～なんて思う。

ちなみに24人目の偉人が両親っていうところも
憎いね～～～～！！！
分かってるね～～～～！！！！
と机バンバンしたくなった。

絵も多いし、コミカルで可愛いし。
すっごくおすすめの本でっせ🥰