【2023年なつ】家族旅行の記録④~次男発熱、帰路は渋滞、旅の土産はまさかのコロナ!
こんにちは、水無瀬あずさです。
コロナの倦怠感と戦った一週間が終わろうとしています。療養中の救済食として週初めに冷凍食品を大量購入したのですが、家族に早々に「飽きた」と言われてショボーンですよ・・・。いいから我慢して食え!と食べさせましたが、確かに栄養が偏りすぎている感は否めない。仕方ないので、全快ではないながら今週はぼちぼち料理をしました。が、キッチンに立つって意外と体力が必要なんですね。はじめのうちは、料理をするとその後しばらくゴロゴロしないとしんどかったです。お料理ロボットがあればいいのに。
そんなこんなで大変な時期もありましたが、今ではすっかり元気になりまして、昨日は念願のビールが飲めました!もう大丈夫!!まだちょっとだけのどが痛いけど、美味しかったようおうおう!健康第一!
ということで今回は、なんだかんだ4回まで引っ張っておりますが、旅の振り返り(コロナ付き)最終章です。もう出発から2週間が過ぎたとか時間の経過の速さにドン引きですが、楽しかった思い出を胸にこの夏を乗り切ろうと思います。よろしくお付き合いください!
過去記事はこちら。
7/17|次男、起きたら何か熱い
「ママ・・・!」明け方5時ごろ、次男の悲鳴のような呼び声に目が覚めました。ホテルのベッドで寝ていたのですが、次男が怖い夢を見たとかで飛び起きたようで、巻き込まれた形です。
私の顔を見るなりあからさまにホッとした顔をした次男は、私の寝ていたところでゴロンと横になりました。心臓の早鐘がすごい。いったいどんな夢を見たんだか、と思いつつ、「・・・ん?」ちょっと待て何かおかしい。「なんか熱くない・・・?」次男の体が、熱い気がする。体温計がないけど、きっとおそらくこれ、熱だ。
確かに昨日は炎天下のなか無理をしすぎた感じがありました。大人でもバテバテなのに、体力があまりない次男には相当こたえたはず。たぶん熱中症だよなあと思いながら、とりあえずタオルを濡らして顔や体を冷やすことに。
幸いなことに、次男の声はとても元気そう。「おなかはすいている」とヨーグルトを食べていました。これなら何となく、熱はあるけど心配は要らない気がする。育児を始めて14年超ですが、個人的見解として、子どもが発熱した時まず気にすべきは「声に元気があるか」と「食欲はあるか」の二点だと思います。たとえ高熱だったとしても、声に元気があって食欲があれば回復は驚くほど早い。経験則です。子どもの回復力って、私たち大人と比べ物にならないほど高いんですよね。
とはいえ発熱している子どもを抱えて、最終日の観光は無理そうだと判断。本日は帰る前の寄り道として仁徳天皇陵古墳を見に行く予定でしたが、早々に帰ろうということになりました。「俺、見たかったのに・・・」と長男は残念そうでしたが、こればっかりは仕方ない。次の機会に行けるといいね。
ということで、ホテルのチェックアウトを早々に済ませ、近くのドラッグストアで冷えピタやのど飴、飲み物や氷などを調達します。次男のリクライニングを倒して寝られる状態にして、吐き気が起きた場合に備えてビニール袋も準備。本人は比較的元気で、ジュースを飲んだり飴をなめたりしていました。かなり長時間移動にはなってしまうけど、寝ていられるのでかなり楽なはずだし、休憩しながら頑張ろうねと声をかけました。なお長男は、熱はないものの喉の痛みを訴えていましたが、トローチとのど飴で乗り切ってもらいます。
ということで午前9時半、大阪から横浜に向けた長いドライブのスタートです。
7/17|草津PAでソウルフードハント
ここ3日で最も「危険な暑さ」と言われた日だったので、朝なのに日差しがすでにヤバい。じりじりと照り付ける太陽に体力を奪われていくようです。車のエアコンをガンガンにかけるので、ガソリンの減り方がエグいのは多少気になりますが、これはもう諦めるしかない。とにかく全員元気に(すでに一人元気ではないが・・・)横浜のおうちへたどり着くのが目標です。
はじめの休憩地点は、滋賀の草津PA。トイレ休憩と、小腹がすいているのでソウルフードを調達するの、あと冷たい飲み物を購入します。発熱中の次男も「全然動けるよ~」というので一緒に同行。エコノミークラス症候群になっても困るので、動けるならなるべく動かないとね。
食欲はあるというので、近江牛コロッケと玉ねぎ天、串イカを購入しました。食べられるというのはそれだけで素晴らしいことだ。
買い忘れたお土産も大量に購入し、満足のうちにPAを後にしました。次の目的地は土山PAです。
ここではトイレ休憩と凍ったお茶ペットボトル、アイスなどのみ購入、あとガソリンを給油しました。サービスエリアのガソリンスタンドって普通のところより割高で、この日は1Lあたり194円。たけえ!
夫と二人でレシートを見てヒイイイッ!てなりましたが、ここでケチって後で大惨事になりたくもないので我慢。ちなみになぜ高速のガソリンスタンドが高額になるかと言うと、輸送費とか手間賃とかもろもろ上乗せされているからです。まあこればっかりは仕方ないわな。
7/17|刈谷ハイウェイオアシスのトイレ
大した渋滞にはまることもなく関西圏を抜け、愛知県へ突入。ちょうどお昼時なので、刈谷ハイウェイオアシスで昼食をとることにしました。刈谷ハイウェイオアシスは、PAなのになぜか観覧車やら温泉があって、テレビなどでたびたび特集を組まれる有名なところですね。
次男は「すごいおなかがすいている」と言っていますが、体調を考えるとバカ食いするわけにも行きません。ここはうどんかそばをパパっと食べてさっさと出発することにしました。と、その前にトイレ休憩なのですが。ふと目に入る「デラックストイレ」の文字。
デラックストイレ。トイレがデラックスなんですかそうですか。気になる気になりすぎるから入りますよねデラックストイレ。なにがどうデラックスなのか!?ドキワク!
トイレに入ったら、個室の扉が占いになっていました。はっ!もしかするとこのへんがデラックスポイントでは!?ていうか要る?それ要る!?という相談な疑問とともに、トイレを後にしました。
調べてみたところ、デラックストイレの売りは高級感だそうです。トイレのためにわざわざ特別ページが作られているあたりに、謎の本気度を感じますね。必要かどうかはさておき・・・
さてトイレもそこそこにお昼ご飯。席が空いていたので、そそくさとうどんを購入して食します。窓際の席はじりじりと日差しが暑い・・・この日はリアルに命の危険を感じました。さっさと食べて出発しよう。
ラーメン好きの夫は当然のようにラーメンを食べていました。このクソ暑いのによくラーメン食べる気になるよね。
7/17|灼熱地獄!水分補給はしっかり
ときどき軽めの事故渋滞にひっかかりつつ、一路静岡へ。日がまだ高いのでエアコンをガンガンにかけていてもガラスが普通に熱を持っていて、暑く感じるのが恐ろしいところです。次男はとりあえず体調がそこまで悪いことはなく、飴をなめたり水分を取れているようです。がんばれ!
14時半ごろ、静岡SAへ到着。昨年末に新幹線が止まって帰れなくなったとき、夫に迎えてきてもらったのも静岡でした。
まだ先は長いながら、神奈川県民にとってはお隣さんです。滋賀とか愛知って聞くとまだ遠い気がするけど、静岡って聞くとよくわからない安心感がありますよね。おーまいほーむ。静岡SAでは、念のため再びガソリンを補給します。こちらは1Lあたり189円。土山よりちょっと安い、けど高ええ!
18Lしか入れていないのに3500円ンン!背に腹は代えられないのですが、うーんいちいち高い。ちょっと険しい顔になっちゃいます。夫が少し疲れているということで、ここで小休憩。車に男どもを残し、私はゆったりお土産物を見て回りました。静岡おでんを買った!
7/17|渋滞発生!県内なのに家が遠い
「夕方には家に着けそうだね」とヘラヘラ話していたのが朝。しかしここにきて、電光掲示板に恐ろしい表示が出てきました。「東京まで3時間以上」。そう三連休最終日、恐ろしい渋滞パレードの始まりです。
足柄付近から、スピードが徐々に落ち始めました。おお・・・リアルな連休渋滞キタコレ。連休とか混雑する時期は極力人混みや渋滞を避けて今まで生きてきたのに、ここにきてドはまりです。おーまいがー。とりあえず体制を整えるべく足柄SAでトイレ休憩。子どもたちと合流しようとすると、向こうからひょっこり身を乗り出してこちらを覗く次男を発見。
子どもたちと私が今ハマっている「Garten of Banban」に登場するぼっち「ナブナブ」の真似をしているようです。熱はあるけど元気そうだ。
さあがんばって帰ろう!ということで出発。足柄SAのガソリンスタンドも長蛇の列ができていて、「入れておいて良かったね!」と話しました。早め早めの対応が大事!
7/17|20時、ぶじ帰宅!
長い長い渋滞のなか、海老名や横浜町田までずいぶん遠かったですが、そのへんの表示が見えてくるころにはすっかり心が落ち着いていました。ああ帰ってきたなって安心感が違うんですよね。渋滞で動かなくても、見慣れた景色はこれほど心を落ち着かせてくれるんだ。日常ではなかなか気づけないことに気づかせてくれる、これも旅行の良さですね。
高速を降り、本格的に帰路へ。「夕方には帰れる」とかとんでもなく、帰宅時間は20時。9時半に出たので、延べ10時間半のドライブでした。長。でも途中休憩をかなりはさみながらだったので、予想していたより辛くなかったかも。車中泊とかも全然いけるかもねって夫と話をしていました。旅の終わりは実に儚い。
次男は熱のため学校を休む
さて、発熱していた次男は、帰って早々にシャワーに入って寝ました。眠かったらしい。あと我が家の安心感が半端ないですね。我が家のありがたみを痛感できる、これも旅のだいご味と言えるでしょう。
翌朝になり、熱を測ると37度ちょっと。微熱ですが、まあ大事を取って休むのがいいだろうということで、学校をお休みしました。まあ夏休み前最後の週だしね。私は有休をとっていたので、次男とともに午後までダラダラと過ごしました。ちょっとだけWebライター副業はしましたが。長男は「のどが痛い」とは言っていたものの、熱もなく元気とのことで、朝少しだけ遅刻して登校していきました。休んでいいと言ったんですが、「1日休むだけで後が大変だから」とのことです。真面目か。
次男は翌々日も微熱が下がらなかったので休み、終業式の日には回復して登校しました。子どもたちはそのまま夏休みに突入です。いいなあ。
旅のお土産、そしてコロナ
旅の最大の醍醐味、それはお土産。たくさん買うとそれだけ旅の思い出を持ち帰れる気がして、いつも大量に買ってしまいます。今回買った大阪土産がこちら!「たこ焼き」ってついたものはだいたい買った気がする!
大阪以外のお土産はこちら。なんだかんだたくさん買ったなあ。
さて、そんなこんなで日常生活へ戻ろうという我が家で異変が起こったのは、その週の終わりごろでした。なんかのどが痛いな?と思っていたところ、夫が「俺、熱があるかも・・・」と言い出したのです。ヒイイ!金曜の夜には、高熱でベッドに横たわる夫の姿がありました。38度ですって。
そして土曜日、私も朝から体全体の倦怠感に襲われることになりました。動けなくないけど、全体的にだるい。あとのどが究極に痛い。痰と咳がすごくて、腹筋あたりが痛くなったので湿布を貼りました。あとときどき寒くなったりするので、私もたぶんこれ熱ある!と思って体温計で測ってみたところ、これがですね、なんと驚くべきことに・・・!36.6度。
念のため言っておくと私、平熱が低くて35.2度程度なのです。だからこれはこれで微熱なんですけど!誰も心配してくれない!家族から「ひくっ!」「体つめたっ!」とか言われました。ぐぬぬぬー!!
ああ身体がだるくて動けない・・・ご飯の用意できない・・・と私が苦しんでいると、次男が「それじゃ俺がサンドイッチ作ってあげるよ!」と言ってくれたのでお願いすることに。とても楽しそうに仕上げてくれました。
救いなのは、子どもたちがある程度大きくなっているので、私と夫が動けなくて寝ていてもそれほど大きなダメージではないところですね。最悪子どもたちが買い物に行ってくれるので、食べ物に関しては何とかなりそう。
とか言っている間に、夫の熱が39度に迫る勢いまで上がってきました(私の熱は相変わらず36度前半)。それほどだるくはないそうですが、「さすがにちょっとやばくね?」となり、発熱外来にかかることに。かかりつけの病院、近所の病院あちこちに電話をかけてみるものの、発熱外来をやっている病院が少ない!?コロナが5類に移行したのが原因でしょうか・・・。なかなか予約が取れず、7件くらい断られて、結局、かなり家から離れたところにある総合病院でようやく診てもらえることになりました。
で、結論は。まさかまさかの、コロナ陽性でした・・・
家族はほぼ確実と思ったほうがいいとのことで、知らず知らずに流行りに乗っかっていたようです。まあ神戸も大阪も、どこへ行っても人、人、人だったし、しかも死ぬほど暑かったのでマスクをするわけにもいかず、これもう人ごみに行ったら不可抗力だなと思いました。とんだ大阪土産ッ・・・!
夫が聞いた話では、いまコロナにかかる人は本当に多いらしく、発熱で来院する人はほとんどそうなんだとか。咳の薬が足らなくて、手配にかなり時間がかかったとも話していました。あと薬を普通に宅配で届けてくれるのにも驚きましたね。いや~便利だなあ。
ただの夏風邪だと思ってふつうに出かけちゃったことに深く反省しつつ、とりあえず5日間ほど自主隔離する必要が出てきました。しかし冷蔵庫も冷凍庫も中身が乏しいなか、子どもたちに買い物を頼むにも限界があります。はたしてどうしたもんか。・・・こんなとき私の味方でいてくれるのはアナタだけ!Amazonさん、何とかして!!というわけで。
多少割高とか文句は言ってられないので、いろいろ買います。野菜だって肉だってAmazonで買える!もちろん冷凍食品もっ!!
注文しまくりました。とにかく私が回復するまでのサバイバルタイム突中です。正直冷凍食品を買いすぎたんじゃないかと心配していましたが、食べ盛りの子どもたちによって見る見るうちに消費され、あっという間に在庫ゼロになりました。成長期恐ろしい・・・
私は結局、
21日(金)のどの痛み
22日(土)~25日(火)咳と倦怠感(+微熱)
26日(水)咳
27日(木)ほぼ回復(喉だけまだ痛い)
って感じでした。熱は出なかったし、たぶんかなり軽い方ですね。噂どおりのどの痛みと咳がしんどかったかな。早めに回復して本当に良かったです。
結び
4回にわたってお届けした家族旅行の記録でしたが、お楽しみいただけたでしょうか。最後の方が病気の話になってしまって非常に恐縮ですが、まあこれも旅の一つの思い出ってことで落ち着くといいな。個人的には、旅行はとても思い出深く楽しかったし、コロナ罹患も軽くすんだし「人混みは危険」ということを改めて痛感する意味でいい経験になったのかなと思いました。そこそこ辛かったけど。
私は自己肯定感の塊のような人間ですが、やはり体が不健康な状態にあると心も落ちていくもので。倦怠感で動けなかったときは、ベッドに横になりながらなぜか涙が出てきたりしました。ウイルスのせいだから仕方ないんだけど、動けない自分が不甲斐なくて、情けなくて。なんで私ってこうなんだろう・・・とか、家族に責められたわけでは全然ないのに、しおしおと萎れていました。
心の健康は身体の健康から!週末で体調を立て直し、自分に胸を張れるいつもの自分に戻りたいと思います!夏休み、お盆と、人ごみに出かけることが増える季節。皆様もくれぐれもご自愛くださいね!回復したら、何かゲームがしたくなってきたぁ~~!!