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[短編小説]クズ男、それでも欲しくてついた嘘
episode 1子供ができたと嘘をついた。
愉快なBGMが流れる日曜日のSTARBUCKS。
私の指先は震えていた。
子供の頃、
学校に行くと靴がなかった。
母が私のために作ってくれた
靴入れと体操着袋に
ある日油性ペンで余白がないほど✗が書かれ
ゴミ箱に捨てられていたこともあった。
小学1年生の出来事である。
それを見た瞬間、
7歳のわたしは泣かなかった。
泣けなかったのか、泣かな
[自己紹介]32歳、独身、破天荒人生の元フリーアナウンサーが思う「我慢は依存のはじまり」というお話
はじめましての方もそうでない方も、
こうして出逢えて光栄です。
Ayakaといいます。
軽く自己紹介。
医者になる夢とシンガーソングライターの夢両方抱えて大きくなる→
現実と夢の狭間で迷子になりパニック障害発症→
大学に行けなくなり実家に強制送還→
ひきこもり→
シンガーソングライターの夢を諦めきれず、できることから頑張ろう!と
ひょんなことからフリーアナウンサーになる→
IT企業に就職(色々
[エッセイ]子猫みたいな声で 誰かにすり寄る隣のあの子が 死ぬほど憎くて、泣きたいくらい愛おしい
王子様が迎えに来ないことも
お花畑はどこまでも広がってはいないことも
分かり始めるお年頃
水割りじゃもう酔えない
ストレートで激しく酔わせてほしい、ずっと
雑味も上等
それもご愛嬌
なんて言ってはみるけど
丸ごと飲みほす覚悟、まだ持ち合わせてないくせにね
酔ったフリ、見ないフリ、分からないフリ
そんな小技ばかり上手になって
本当の自分はいつの間にか迷子
子猫みたいな声で
誰かにすり寄る