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食べるふたり-食にまつわる往復書簡

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食べることに対して貪欲なアヤモと食べることの楽しみを見つめ直したいシュニチ。 食べたものの感想や自宅での調理で感じたことなど、往復書簡を通して暮らしの中の食の楽しみを見つける機会…
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#おいしいお店

#4『かき氷つみき』のかき氷、雪のようなたっぷりのかき氷(食べるふたり第8回)

#4『かき氷つみき』のかき氷、雪のようなたっぷりのかき氷(食べるふたり第8回)

アヤモさん

今年も暖かい春の季節がやってきて、陽気な暖かさの中外に出ることが楽しい時期になりました。
以前、紹介してもらった立ち食いそばも魅力的でしたが、『南天』のそばはいつでも気軽に自分なりに味を調整できることでしょうか。肉そばの肉ダブルで麺半分、揚げ玉を盛り盛りにのせることができる贅沢さ、そしてピクニックのように気分によって場所を変えて食事ができるのはとても魅力的ですね。
いつもの肉でも汗を

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#4椎名町『南天』で、いつもの肉と四季を感じて食べる蕎麦(食べるふたり第7回)

#4椎名町『南天』で、いつもの肉と四季を感じて食べる蕎麦(食べるふたり第7回)

シュニチさん

年度末、何かと忙しい人も多い時期だとは思いますがいかがお過ごしでしょうか。
私も忙しい日が続き、疲れたときこそ美味しいものが必要だなと強く感じています。

前回紹介していただいた俵形が3つ仲良く並ぶ『洋食の辰五郎』のプレートは、見た目も可愛らしく、この子たちと並んで私もデミグラスソースの海に溺れてみたくなりました。
そのくらい愛おしいハンバーグとカニクリームコロッケを、いつか食べて

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#3『洋食の辰五郎』のハンバーグとカニクリームコロッケ、いつでも食べたい味(食べるふたり第6回)

#3『洋食の辰五郎』のハンバーグとカニクリームコロッケ、いつでも食べたい味(食べるふたり第6回)

アヤモさん

2024年に変わり一月が経ち、寒さが増してくる季節になりました。
寒い日が続き外にでるのが億劫になってしまいますが、それでもおいしいものを楽しみたいです。
日本にいながら、朝食を通して世界の文化に触れることができるコンセプトは大変興味深いです。チラシによる国についての紹介や提供される食事についての説明は食の体験を倍増させるものだと感じました。
また、食事の味付けから「朝早くから仕事を

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#3吉祥寺『ワールド・ブレックファスト・オールデイ』で、口の中から世界を旅する(食べるふたり第5回)

#3吉祥寺『ワールド・ブレックファスト・オールデイ』で、口の中から世界を旅する(食べるふたり第5回)

シュニチさん

京都に暮らす人だからこそ知る貴重な味のご紹介ありがとうございました。
朝からラーメンを食べる「朝ラー」なる文化があったとは驚きでした。私が想像するよりも多くの人たちが、すでに朝の時間を楽しんでいるのですね。ますます朝食に対する期待が高まります。

朝食と言っても、和食洋食中華……ジャンルによって味付けや食材など全然違いますよね。海外旅行に行くと、これが朝ごはん?なんていう経験をした

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#2  『香来 中央市場店』 のしじみラーメン、1日の始まりの一杯(食べるふたり第4回)

#2 『香来 中央市場店』 のしじみラーメン、1日の始まりの一杯(食べるふたり第4回)

アヤモさん

外に出ると肌に当たる空気が冷たく冬の訪れを感じる時期になりました。こういった季節には暖かいものを食べたいです。
アヤモさんは夜勤をすることがあるということで、思い出すのは私の両親も夜勤をしていた時期があったことです。その時には、アヤモさんと同じように夜勤終わりの食事を朝にとっていたのではないか、と感じました。店内で同じ時間帯でも1日の始まりと終わりが交差しているという話は素敵で、夜勤

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#2北新宿『伊勢屋食堂』で、疲れた身体に沁みるトマトの味(食べるふたり第3回)

#2北新宿『伊勢屋食堂』で、疲れた身体に沁みるトマトの味(食べるふたり第3回)

シュニチさん

一気に冬が来たような寒さに震える東京です。
シュニチさんからのお返事を読み終えた翌日のお昼に『味のタテハラ』のコロッケを想像しながらランニングをしてきました。

食べるときの「ハフハフ」という4文字には、揚げたてコロッケの魅力がギュッと詰まっていますね。
この寒さの中で食べたら美味しいだろうな、そんなことを考えて走っていたところ、偶然にも揚げたてのお惣菜が買える「町のお肉屋さん」を

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#1『味のタテハラ』のコロッケ、揚げたてをあなたに(食べるふたり第2回)

#1『味のタテハラ』のコロッケ、揚げたてをあなたに(食べるふたり第2回)

アヤモさん

最初のお手紙くださりありがとうございます。
好きなお店がなくなってしまうことはとても悲しいことですね。だからこそ、その時々の食事をしっかり楽しみたいなと改めて思いました。
店主の牡蠣や穴子、食材へのこだわりを感じれたのはとても良いことだと思います。牡蠣や海苔をのせたそばや穴子をのせたそばを食べたことがないのでとてもそそられてしまいました。何より、再びお店を訪れてそばを堪能することに食

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