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ワタクシ流☆絵解き館その4 青木繁「黄泉比良坂(よもつひらさか)」(1903年制作)を触発したのはギリシャ神話の一場面か?
青木繁「黄泉比良坂」(色鉛筆・水彩画)(1903年)東京芸大学術資料館蔵
上の絵を、青木が描いたのは21歳のときだ。「古事記」に題材を採っている。この絵で描かれているのは、男神・イザナギが、黄泉の国へ去った(つまり亡くなった)女神・イザナミを恋慕の余り追いかけ、黄泉の国まで行ったものの、自分を覗くなというイザナミの言葉を守らず、死者の形相をしたイザナミを見てしまったため、黄泉の国へ引きずり込
13. 現代哲学から振り返る、カント「純粋理性批判」と記号論理学
はじめにもうそろそろ、哲学的な観点からの概念モデリングの精査も十分かなぁ…
等と思っていましたが、書店で書籍を見かけ、
そうだ、カントも読んでおこう!
ってことで、今回は、
カントと分析哲学 ~ 野本 和幸 著 頸書書房
を読んで、概念モデリングの基礎付けになりそうな言説を見ていくことにします。この本、単なるカントの書籍の紹介ではなく、現代哲学から見てどうなん?という視点で書かれています。