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#夏の思い出
盛書の余韻につつまれて【創作大賞2024の思い出】
同じ物を見ていたとしても
すべての人が
同じ見え方をしているとは限らない
身長だって、みんな違うでしょう?
立っているか
座っているかによっても
見え方は変わるでしょう?
誰ひとり同じ人はいないのかもしれない
唯一同じことと言えば
つくる
(なにかをうみだす)
ということをしていること
すべてにおいて
共感できなくてもいい
大切なのは
それぞれのカタチで受け取ることと
その時々を
その予感を知るために私は再び外に出ることにした。
七月も終わりの夏だった。私はいつの間にか夏が始まっていることさえも知らなかった。「そりゃそうだろ」と言われてしまえばそれまでなのだが、それを知っているのはこの街の人達だけなのである。
「土曜日、16時30分に関内駅で待ち合わせでお願いいたします」
会社の後輩に終業後に突然言われた。実際には数ヶ月前からプロ野球観戦に誘われていたことを忘れていた。そして私はオーケーの返事をしたことも自分の手から溢