さかはら あつし

プロデューサーとしてはカンヌ映画祭でパルムドール賞、映画監督としてはEDIFにてグランプリ、未だ無冠の小説家、そして、シリコンバレーからやってきた起業家で情報工学の研究者。初監督映画のプロデューサーがノーベル経済学賞受賞という不思議な人生を生きている。

さかはら あつし

プロデューサーとしてはカンヌ映画祭でパルムドール賞、映画監督としてはEDIFにてグランプリ、未だ無冠の小説家、そして、シリコンバレーからやってきた起業家で情報工学の研究者。初監督映画のプロデューサーがノーベル経済学賞受賞という不思議な人生を生きている。

マガジン

  • さかはらあつしのKeep walking.

    映画監督|https://twitter.com/atsushisakahara 京都精華大学 大阪市立大学経済学部、大学院経済学研究科 非常勤講師|バンコク国際ドキュメンタリー映画祭審査員|日本ペンクラブ会員(N)|YouTube「単騎独考」:http://bit.ly/3kNZHba ←書くと疲れるのでここで話すこと多いです。

  • スタートアップの日々「ロジグリッシュの挑戦」

    大阪公立大学発のスタートアップ、株式会社ロジグリッシュの活動を日々の気づきを含めて共同創業者の視点で綴りたいと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

仕事のメニュー

今までは下記を仕事のメニューにしていましたが、最近では株式会社ロジグリッシュを共同創業しましたのでそちらにご依頼いただけましたら対応致します。 私は作家、映画監督なので、メインの仕事は執筆と映画作りをしていますが、学んだ学問分野が経営に近いこともあり、経営コンサルタントなど色々な顔を持っています。その中でも経営コンサルタントの仕事の進め方がわかりにくいと思い、コンサルティングの依頼主のために経営コンサルタントとしての仕事の仕方を中心に書いてみました。編集者、プロデューサーの

    • こんなもの

      京都精華大学英語I Q3の成績をつけた。 あとは責任者の先生に確認してもらい登録するだけだ。 京都精華大学英語Iの成績をつけるのは今年が最後、残るQ4で最後になる。 研究論文をこれから書くのだが、その前に若き音楽家に会いに行く。 人生とはこんなもの。

      • チプカシ

        少し前に京都駅前のヨドバシカメラで買った腕時計はひどく狂うのでチプカシを買った。カシオが良いのだろうと思って買ったが実は中身のムーブメントはシチズンのものだそうだ。京都精華はクオータ制で先週の出張の疲労の回復を図りながら3Qの成績をつけている。出張中には色んな人に会ったが最初に会ったのは馴染みの新聞記者だった。「大阪の学生との創業経験は商品としてのエンタメにするんです」と言うと「それはいい」と頷き、私の自伝小説に関しては「英語で書くのがいいんじゃないですか?」と言った。さかは

        • 小籠包

          東京から戻る。二泊三日の出張の最後は担当編集と芝大門付近で打ち合わせた。春先から執筆開始の予定。この付近にかつて伯父のオフィスがあり、そこで、小津安二郎の傑作「東京物語」の助監督を務めた作家高橋治に出会ったことがある。広告会社にいた頃の話だ。「君、この伯父さんと血が繋がっているの?それじゃ、頭割れているね」と随分なことを言われたことを思い出しながら近所の新亜飯店で小籠包を食べた。

        マガジン

        • さかはらあつしのKeep walking.
          392本
        • スタートアップの日々「ロジグリッシュの挑戦」
          4本

        記事

          はじまり: 起業家の才能 3

          「何を教えてくれてもいいんだ、経済学に引き付けてくれたら。ただし..」「ただし?」 「英語で教えてくれたら」 私はすぐにその友人の言葉の真意がわかった。 関西で英語で経済学の分野を英語で教えられる教員が見つからないのだ。 その友人とは旧知であった。 私は京都大学経済学部に入学する一年前に滋賀大学に在籍していたが、その友人はその時の同級生だった。 友人関係は長く続き、増補社会原理序説の構想に随分と協力してもらった。 そして、その友人はそのの構想を随分と評価していた。それは私が生

          はじまり: 起業家の才能 3

          はじまり: 起業家の才能 2

          私は京都大学の経済学部で学びましたのでマルクス経済を少しはかじったのだが、ゼミではゲーム理論と組織の経済学をやりましたので一通りやった程度で詳しいわけではなかった。 大手広告代理店でマーケティングを数年やったあとアメリカに渡り、経営大学院でMBAを取得、シリコンバレーでスタートアップに参加した。 私にどんな授業ができるか検討もつかなかった 「何を教えてもいい」 その友人は私の心の中を覗き込んだかのように言った。 「えっ」 私が驚きの声を上げると友人は続けた。 (

          はじまり: 起業家の才能 2

          はじまり: 起業家の才能 1

          私は無名の小説家で映画監督で後遺症と共に生きる毒ガステロ事件の被害者だ。渾身のドキュメンタリー映画を作ろうと頑張っている時にポストプロダクションでトラブルが発生し完成までなんとか食うためにと京都の芸術系大学で英語を教え始めた。 ある大学で教えると大学教員としての要件を満たすことなるのか、大阪公立大学経済学部と大学院経済学研究科で教えないかと打診があった。 大阪公立大学が大阪公立大学になったのは最近で、それまでは大阪市立大学と大阪府立大学と呼ばれていた二つの大学が統合されて

          はじまり: 起業家の才能 1

          創造的なスタートアップであり続けるために

          株式会社ロジグリッシュは「学習と成長」を真ん中において、英語学習支援事業から始まったが最近には五つの事業に展開の準備をしています。 最初、社長の藤川から「新規事業をやりたい」と打診された時、経営戦略の言葉でいうなら「選択と集中の絞り」を厳しくして「まず、一事業をある程度成功させてから」と思ったのですが、「もう英語学習支援に関してはプログラム開発上はできることはすべてやり尽くしたと思うんです」と聞いて新規事業をリリースすることにしたのです。 その言葉は藤川は世の中に存在しな

          創造的なスタートアップであり続けるために

          どうしてこのマガジンを始めたか?

          2022年12月6日、Chat GPTが公開されて一週間後に大阪公立大経済学部、大学院経済学研究科の共通科目で非常勤講師として後期に1クラスを担当している私のところに授業後二回生の藤川翔帆はやって来て「先生、起業したいんです」と打ち明けてくれた。 この記事を書いている2024年7月7日、2022年2月1日の会社設立から約1年半後にあるマイルストーンをヒットした。 私はこの経験と経験からの学びを物語のための備忘録として記しておきたいと思う。 物語とエッセー的な文章が錯綜す

          どうしてこのマガジンを始めたか?

          幸運なのかもしれない。

          映画を作りたいという人には沢山出会った。 本を書きたいという人にも沢山出会った。 しかし、それをやってのけた人は多くない。 私の人生は困難の連続だ。 サリン事件に巻き込まれ、四国遍路の撮影をしたら腰痛の圧迫骨折が起こり、依頼した一番札所の住職には、病院のベッドにいる時に四国に戻るなと 告げられ、無一文で京都に戻った。 そこから本も出した。 ドキュメンタリー映画を作り上げた。 後遺症は酷くなるが、私はまだ生きている。 私は幸運なのかもしれない。

          幸運なのかもしれない。

          二冊の小説と博士論文

          「ピーナッツ一粒ですべてを変える」は渾身の一冊だ。作家というのは原稿を書き上げて世に出すとそれ以上にできることは極めて少ない。いよいよここから二冊の本と博士論文、学芸書数冊を書かなければならない。 一冊目は空野錠シリーズの続編、女子大生起業家と空野錠(仮題)。 二冊目は自伝小説。 博士論文。 それに続く数冊の学芸書を書きたい。 着手は博士論文と並行して、一冊目→二冊目→学芸書、ということになるのではないかと思う。

          二冊の小説と博士論文

          貫く。

          日本は正しいことを言うと頭がおかしいと言われる社会だ。遺族が代表世話人をする地下鉄サリン事件被害者の会は「あまり活動していない」と私の入会を断った。誰が聞いてもおかしい。それで遅発性の後遺症の問題がなければ良かったが残念ながら確認された。女子大生と創業したが共同創業者の頭がおかしいと思われたのでは申し訳ない。今回の松本での記者会見では多くの質問があったが1時間半丁寧に答えた。取材後、ニュースや記事にしたメディア、見送ったメディアなどさまざまだが、それはそれで構わない。この数日

          村上春樹のアンダーグラウンドについて。

          去年、フランスの監督が村上春樹の作品に関するドキュメンタリーのインタビューをと依頼があったのでオンラインで話してみたら私についての事前リサーチを全くしていなかったのでちゃんと準備して出直して来た方が良いと促した。私は根掘り葉掘り聞かれることに答えるのはPTSDがありしんどいし、そういう経験は他人の作品ではなく自分の作品だけにしたいと思うからだ。その監督にはスクリーナーを送ったがフランスに戻りしっかりと見てくれたようだった。その上で私に連絡をして来ないならそれで良い。私は村上春

          村上春樹のアンダーグラウンドについて。

          私の専門性と処理速度と外的環境

          今月中には希望の学生を集めて「映画監督が英語を教えたら」をはじめます。それは1、2年かけて取り組むつもりでいます。 私に英文法の学習書を書く専門性がないなと気づきました。フルタイムでこれだけをやれば書けるかもしれませんが、その先に私の道(専門性)がないなと気づきました。 今、小説を毎日10枚を目標に書いていますが、このペースを維持しながら追加して、英語の学習書を執筆するのは私の処理速度がついていかないと気づきました。 また、Youtubeなどの無料の英語学習コンテンツが

          私の専門性と処理速度と外的環境

          一度、見直します。

          今月、時間を作って、英語に再挑戦したい人に捧げる「映画監督が英語を教えたら」の原稿を書こうとしたのですが、キャパシティーオーバーだと気づきました。また、本当に私の強みを生かしているのかと考えた時に疑問を持ち始めました。一度、内容、価格帯など精査して見直し、再度、マガジンをやり直します。大変申し訳ありません。 さかはら

          一度、見直します。

          英語に一度敗れた人たちに捧げる。

          「映画監督が英語を教えたら」というマガジンをノートで有料連載することにしました。それで最初に著者が何者で何をしようといているのか、その試みを詳細に記した方が良いだろうと思います。英語の学習マガジンを連載することにしました。それに当たり、著者が何者で、このマガジンがなんであるのか、定期購読者にどのようなメリットを提供するのかを明らかにした方が良いだろうと思います。 著者について:私は現在、映画監督、小説家を京都の私立大学では新入生に英語を教え、大阪の公立大学では英語で経済学を

          ¥500

          英語に一度敗れた人たちに捧げる。

          ¥500