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英語に一度敗れた人たちに捧げる。

「映画監督が英語を教えたら」というマガジンをノートで有料連載することにしました。それで最初に著者が何者で何をしようといているのか、その試みを詳細に記した方が良いだろうと思います。英語の学習マガジンを連載することにしました。それに当たり、著者が何者で、このマガジンがなんであるのか、定期購読者にどのようなメリットを提供するのかを明らかにした方が良いだろうと思います。

著者について:私は現在、映画監督、小説家を京都の私立大学では新入生に英語を教え、大阪の公立大学では英語で経済学を教えています。京都大学経済学部で経済学部で学び、電通を経て、渡米、カリフォルニア大学バークレー校でMBAの取得後、シリコンバレーの音声認識を活用した「完全自動口頭英語試験」の現VERSANTを開発したベンチャー企業にて、ビジネス開発に従事しましたが、大学院時代にプロデューサーとして参加した短編映画「おはぎ」がパルム・ドール賞をカンヌ映画祭でもらうと同時に帰国、日本で活動しています。私は英語教授法や言語学を専門にしたことはありませんが、現在、海外の監督に依頼され英語で原作小説を書き、脚本も英語で準備しています。現在、宇都宮大学の大学院博士課程に在籍し、創造技法について研究をしていますが、論文も英語で書いています。私の英語力は外国人記者クラブでの下記の会見を確認してください。実用には耐えるレベルにあるのではないかと思います。

勉強は苦手だった:サリンとおはぎに詳しいので興味がある人は是非読んでいただきたいのですが、私は相当勉強が苦手でした。英語を真面目に学び始めたのは21歳の頃だったと思います。その頃に京都大学に合格し、大学生になりました。私は計5回受験して5回目に大学に入れてもらったのですが、受験勉強が苦手なだけで能力が低いとはちっとも思っていません。逆に良く考えて咀嚼して学ぶ分、理解が深く、創造力の源泉にすることができて良いと思っています。私は四年間の浪人の間、三年は自学自習でした。そのため、勉強の苦手な人がどこでつまずくのか手に取るようにわかります。専門学校で映画作りを教えていた時の教え子が卒業後に宅建の資格を独学で目指すことになり、何回かアドバイスしたのですが、夜勤の仕事をしながら時間をかけて合格しました。本人の努力が一番大きかったのですが、このアドバイスは私が勉強が苦手だったからこそできたものだと思います。

キッカケ:この「映画監督が英語を教えたら」というマガジンを始めるのには幾つかの出会いとキッカケが必要でした。今年で大学で英語を教え始めて三年目になりますが、一年目に「将来、ヨーロッパでファッションの勉強をしたい」という熱心な学生を担当しました。私も慣れておらず留学準備の英語の勉強としては適切な指導ができていたとは感じていませんでした。

二年目になり「留学して哲学を勉強したい」という学生を担当しました。「先生が授業でしているような説明は何を読めば書いていますか?」と質問され、色々な本を調べましたが、適切なものを見つけられませんでした。十年ぐらい前に早稲田大学の学生を主な対象にして英語塾の運営をしたことがありましたが、その時、英文法を研究しました。私はもともと脚本を英語で書くために英語を学びましたので、英語を学ぶ着眼点が一般の人とは違っていたのだと思いますが、その英文法の研究によってユニークな教え方を編み出すキッカケになったのだと思います。

三年目になり「英語を話せるようになりたい」と相談してくれる学生が現れました。私は大学の教科書などは適宜、準備して教えることはできますが、言語学や英語教授法を専門にしたことがないので、英語という言語を網羅的に教える体系を持っていません。

それで大学のシラバスなどを調べていると、Basic English Grammar in Use.という英文法がメインの本に出会いました。考えてみれば、私自身、この本のお兄さん格のEnglish Grammar in Useに学生時代お世話になりました。調べて見ると、Basic English Grammer in Useの方は単語などを優し目にして初学者に勉強しやすくして後になって出版された本だとわかりました。

この本を下敷きに私の独特の文法の説明の仕方や映画監督としての発想を活かした説明をしたら、中学校ぐらいでつまずいてしまったけれど頑張りたい英語学習者を助ける英語学習書を書けるのではないかと思い始めたのです。

そんな時に、一年目に相談をしてくれた学生に食堂でバッタリ出会いました。聞くと「今年はビジネス英語のクラスを取って頑張っています」と言います。もちろん、ビジネス英語のクラスは素晴らしいし、ためになりますが、留学するとなると基本をしっかりとしないといけません。ボリュームが圧倒的に不足します。なんとかしたいなと思いはじめました。

それで担当するクラスの学生に「英語を使えるようになりたい人はいますか?」と尋ねると、少なからぬ人数が「なりたい」と言うのです。

日本は中学校、高等学校で六年間英語を学びますが、その中で「英語を使えるようになりたい」という学生が「使えるようになっていない」という状況は放置できないなと思いました。

それで、新しい英語学習書を書いてみようと思ったのです。出版社に相談すると「興味ある」との返事をもらいました。

どうやって新しい英語学習書を書くのか?

どこがわかりにくいか、どこを丁寧に説明すべきかなど手に取るようにわかるので、やはり、実際に教えながら書いていくのが一番良いのです。

上述の三人に声をかけてみると「英語学習書執筆のためのオンライン模擬授業に参加したい」と言ってくれました。担当している学生に案内してみるとさらに三人希望者が現れました。現在は他大学からも若干名受け入れようと考えています。

激励される

ある大学で英語を教える言語学者の友人にこのマガジンと企画の内容を話すと、私が考えていること、やろうとしていることで正しい、日本の英語教育の問題点に対して適切な対応だとコメントをいただきました。是非、本式の正面から日本の英語教育に取り組んでみたいと思います。

日本の再生に必要なもの

それは教育に尽きると思います。「正しいやり方」で「継続する」方法を学べば大抵のことはできます。それを英語学習を通じてやってみたいと思います。私自身、このような執筆管理を創作に関して行っています。こういう技術幾らでもあります。英語学習を通じて覚えてもらおうと思います。

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どんな内容のマガジンなのか?

「大学の授業から」:私が大学の授業で話している英語の話。

「英文法講義」:映画監督らしいユニークな切り口で説明する英文法と勉強法全般。

「英語再チャレンジの青春群像」:模擬授業に参加して奮闘する学生たちの様子。

です。

目的:世界に出て恥ずかしくない英語力を身につけること。その学習の伴走とと応援。そして英語学習の達成によって学ぶ力とそれによる自信を手に入れてもらう。

対象:根本的な話をしますので初学者でもわかりやすくしていますが、上級者でも楽しめる内容にしています。

皆さん、是非!


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