2019年9月の記事一覧
「つくる」の前後で「学び」が変わる
ワークショップとは「つくることで学ぶ」活動です。でも、「つくっておしまい!」の活動ではありません。
「今日は●●を作ります。では、まず作り方を教えます!」といって始まり、時間いっぱいに何かをつくる活動をし、「今日はいろんな●●ができましたね!おしまい!」といって終了するものも多いかもしれません。
もちろん、それも楽しい時間にはなると思うのですが、ぼくはなんだか「物足りないな〜」と感じることも多
質問づくりが僕らを変える
教室において、僕らは先生から問題(質問)を出され、それに答える練習ばかりしてきました。
授業にせよ、テストにせよ、ゲームにせよ、こうして僕らは質問や課題に答える練習は散々やってきました。
でも、質問を作る練習は殆どしてこなかったように思います。
先生が「何か質問がある人?」と聞いてくれた時でさえ、そのときに質問があれば手をあげるし、なければそのまま。頭をひねって時間をとって質問をたくさん作ろ
子どもと大人が「まなざし」を借り合う学校/社会をつくりたい
こんにちは、臼井隆志です。ぼくはワークショップデザインを専門に、企業向けの人材育成や組織開発の事業をしているかたわら、アートと子どもに関わるワークショップの企画を仕事にしています。
先日、一緒に仕事をしているアート系のプロデューサーに「臼井さんのゴールはどこなの?」と聞かれました。そのときとっさに「学校なのかアートセンターなのかわからないけど、いろんな子どもといろんな大人が学び合っているような建