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ラグビーパパコーチ日記

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息子が小1から通いはじめたラグビースクールで、私自身もパパコーチ(練習の手伝いや練習台になるボランティア)をやっています。 一応、中学(ラグビースクール)、大学(ラグビーサーク…
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記事一覧

苦しい時にどんな言葉を仲間に投げかける?

苦しい時にどんな言葉を仲間に投げかける?

ラグビースクールで小学2年生チームを教えている時に、子どもたち同士のちょっとしたいざこざがありました。

ゲーム形式の練習をした際に、負けている側チーム内で、うまくできない子を責めるシーンが何度かあり、最終的に責められた子が、「もう嫌だ」と試合をボイコットしてしまったのです。

子どもらしいと思いつつ、実は大人でもよくあるなぁと思い直しました。
苦しい時って、よくしようという思いが強すぎて、ダメ出

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久しぶりの4年生!ラグビースクールで感じたこと

久しぶりの4年生!ラグビースクールで感じたこと

8月後半の日曜日は2週に渡って、ラグビースクールの小学4年生の練習に参加してきました。

目的は、小1、小2の頃に見ていたメンバーの成長を見たかったのと、ラグビー熱が停滞気味の小4の息子の様子を見たかったこと、さらには他学年の練習を見たかったから。

同じラグビースクールなので大きな方針は変わらないものの、各学年のヘッドコーチに練習内容の裁量は委ねられているので、学年が異なれば、練習の雰囲気もガラ

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息子とサシでハマスタ野球観戦

息子とサシでハマスタ野球観戦

子ども招待に応募したら、運良く当選して、今シーズン2回目の野球観戦に行ってきました。

これまで野球に興味を示さなかったラグビー少年の息子(小4)も、ここ3か月で2度目の観戦ということもあり、球場グルメだけでなく、野球自体も楽しむようになったことが、野球好きの父としては嬉しい限りです。

自分がやっているスポーツ以外にも、見ることを楽しんだり、興味を持つことはすごく豊かなことだったりします。大人に

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子供たちに芽生えはじめたリーダーシップや仲間意識

子供たちに芽生えはじめたリーダーシップや仲間意識

昨日も無事にラグビースクールの活動が終わりました。

前期の練習は、残すところ来週の1回のみ。
うちのラグビースクールは、7月と8月は、夏期休暇的に活動がないので、9月までのんびりできます。

さて、小学生も2年生になってくると、子供たちにも仲間意識やリーダーシップが芽生えてきます。

ちなみに大人側は、特別に「仲間を大事にしろ」とか「面倒を見ろ」みたいなことは言っていないので、子供たちの自主的な

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コーチ側に緊張感のある練習

コーチ側に緊張感のある練習

週末のお楽しみ、ラグビースクールの練習が昨日も無事に終わりました。

私が作成した練習メニューに、先輩コーチの皆さんも理解を示してくれて、子供たちも楽しそうにしてくれているので、あとは継続&改善しながら、狙い通りに子供たちが成長してくれたら嬉しいなぁと思っています。

そんな中、最近は練習中に若干の緊張感が漂ってます。それも、子供たちではなく、私に。

なぜかというと、中学時代にお世話になったヘッ

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濡れたグランドとスポンジとバケツと

濡れたグランドとスポンジとバケツと

昨日は、ラグビースクールの練習日でした。

明け方まで降っていた雨の影響で、グランドはあちこちに水溜まりがある悪コンディション。

これはこれで楽しかったりもしますが、運動靴で練習する子も結構いる低学年では、滑って危ないので、練習前にコーチ&早めに来ていた高学年の子供たちで、グランド整備から始めました。

グランド整備の定番といえば、トンボ(T字型のグランド整備具)ですが、水溜まりが方々にある状態

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悩ましい…体格とパワーが頭ひとつ抜けた子への指導

悩ましい…体格とパワーが頭ひとつ抜けた子への指導

今、担当している学年に他の子に比べて体格とパワーが頭ひとつ飛び抜けた子がいます。

練習中に相撲の要素を取り入れたメニューをしていると、その子が本気を出せる相手は1人くらいしかおらず、優しさから基本手加減をしがち。また、同学年の子達もその子が相手だと、どうせ勝てないと思って諦めがちです。

体の大きさもパワーも立派な強みの1つなので伸ばしてあげたいと思う反面、これから中学、高校とみんなの成長が追い

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暇そうな大人でありたい

暇そうな大人でありたい

いっぱん的に仕事で暇そうにしていると、怒られたり、余分な仕事が割り振られたりするので、大人は、無意識のうちに忙しいアピールをしちゃいがちです。

このご時世、実際問題忙しい人もたくさんいるので、アピールでなく忙しい人もたくさんいると思います。

そんな背景もありつつ、大人になると、特に仕事をしている時は「暇そう」にしているのはちょっとした罪悪感があったりします。

先日のラグビースクールで、そんな

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ラグビーガールの力

ラグビーガールの力

ラグビースクールが新年度になり、新2年生たちとの練習も2回目が無事に終わりました。

今年の2年生は約20名。昨年、一昨年は約30名いたので、2019年のラグビーワールドカップの影響が徐々に落ち着いてきているのかもしれません。

さて、うちのラグビースクールには各学年に数人のラグビーガールがいます。

昨年の小2チームにも4人の女の子がいて、男の子以上にひたむきで、勇敢なプレイで男の子たちに刺激を

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ラグビースクール新年度~下手くそラガーマン、サブヘッドになる

ラグビースクール新年度~下手くそラガーマン、サブヘッドになる

先週末から自分が係わるラグビースクールの新年度の練習がスタートしました。

前日にヘッドコーチからの個別メールで、今年度から小学2年生チームのサブヘッドコーチになることを告げられました。

事後報告かつ決定事項かい!とツッコミたい気持ちもありつつ、前から練習メニューとかを考えたりすることはやりたかったことだったので、断る理由もなく、ありがたくお引き受けました。

ちなみに小2チームのコーチは、キャ

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「習う」より「楽しむ」の可能性

「習う」より「楽しむ」の可能性

先日、我が家の娘(小1、年少)と、友人の娘ちゃんたち(小2、小1)と近所の公園で氷鬼(コオリオニ)という遊びをやりました。

鬼にタッチされたらその場で固まってしまい(動いちゃいけない)、固まった人は、味方にタッチされないと再び動けないというルールで、全員、鬼に凍らされたら鬼交代という遊びです。

子供の遊びなんて、30年以上やってなかったので、最初は億劫でしたが、実際にやってみたらこれが実に面白

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2021年度の活動納め

2021年度の活動納め

今日は、自分がコーチとして関わるラグビースクールの年度末の活動納めでした。

昨年度までの2年間は、息子がいる学年を見てきたものの、今年からは初対面の子ども達と関係性を築く1年となりました。

約30名の名前と顔を覚えるところからはじめて、週一、毎回2時間の限られた時間ながら、「ラグビー」という共通項があったおかげで、夏を過ぎた頃には、心の距離も縮まりはじめて、今ではかなりいろんな話をできるまでに

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「率直な意見をください」の落とし穴

「率直な意見をください」の落とし穴

「気づいたことがあったらどんどん意見をください」

的な申し出があった場合、素直に思ったこと伝えると、意外と相手を怒らせたり、傷付けたりすることは結構ある。

なんでだろ~?と考えると、こういう申し出が出る時って、言った側と言われる側に十分な信頼関係が出来上がってないことが多いのでは?という仮説を立ててみた。

意見を出し合える関係性なら、そもそもこういう申し出がなくても自然と、改善に向けた意見交

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後輩からの意外なお誘い

後輩からの意外なお誘い

中学のラグビースクールの1学年下の後輩から、「タグラグビーのサークルに参加しようと思っているんですが、一緒に行きませんか?」というお誘いを受ける。

先輩、後輩関係にありがちな何気ない誘いなんだけど、自分的にはかなり嬉しいお誘いだった。

なぜなら、この後輩は、最終的にトップリーグ(現・リーグワン)でプレイしたほどのラグビーキャリアの持ち主。後輩の現役時代は、なかなか直接の交流が持てなかったけど、

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