ラグビーガールの力
ラグビースクールが新年度になり、新2年生たちとの練習も2回目が無事に終わりました。
今年の2年生は約20名。昨年、一昨年は約30名いたので、2019年のラグビーワールドカップの影響が徐々に落ち着いてきているのかもしれません。
さて、うちのラグビースクールには各学年に数人のラグビーガールがいます。
昨年の小2チームにも4人の女の子がいて、男の子以上にひたむきで、勇敢なプレイで男の子たちに刺激を与えていました。実際、2人の女の子は、エース級の存在感でした。
今年のチームにも今のところ、女の子は2人いて、この2回の練習を見ている限り、やはり意欲的で、男の子たちに刺激を与えているなぁと感じます。
先週は、練習で相撲をしましたが、女の子たちは嫌がるどころかノリノリで、相撲の時間が終わる時にはもっとやりたい!とリクエストしてくるほど。
一方で男の子たちは、女の子がいることで結構がんばります。おそらく負けたくないという気持ちが働くと思うのですが、同時にちゃんとしなきゃという、いい意味での格好付けをしているようです。
さらに女の子がいることで、言葉づかいも、コーチを含め、男性陣がみなマイルドになります。これは練習中に過剰な緊張感を生まないためにも重要な要素な気がします。
先週もチーム内で中心的な存在と言える体が大きく、力持ちの男の子が、女の子に対しては「ちゃん」付けで呼んでいてホッコリしました。
男の子たちに混じって、女の子がラグビーをするのは、小2とはいえ、大変な部分もあるかと思います。ただ、そんな中でもラグビーを続けている女の子たちの熱量は、チームに刺激と好影響を与えるなぁと感じました。
子供たち(男女共に)的にも、多様性を学べる場に期せずしてなっているのかもしれませんね。