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濡れたグランドとスポンジとバケツと

昨日は、ラグビースクールの練習日でした。

明け方まで降っていた雨の影響で、グランドはあちこちに水溜まりがある悪コンディション。

これはこれで楽しかったりもしますが、運動靴で練習する子も結構いる低学年では、滑って危ないので、練習前にコーチ&早めに来ていた高学年の子供たちで、グランド整備から始めました。

グランド整備の定番といえば、トンボ(T字型のグランド整備具)ですが、水溜まりが方々にある状態ではなかなか事態の改善は見込めません。

そんな中、ベテランコーチが用具入れから複数持ち出してきたのが、30cm四方の大型スポンジとバケツ。

水溜まりにスポンジを落とし、そこにたっぷりと水を吸わせて、バケツで搾るという、一連の流れを20~30分続けたら、気付いたときには水溜まりが消滅!低学年練習が終わる頃には、ぬかるみもすべてかわいていました。

こんなグランド整備術があることを知らなかった私は、えらく感動してしまいました。

ちなみに手伝ってくれた高学年の子供たちもやりがいのある作業だったようで、みんな楽しそうにしていたのが印象的でした。

単純作業でも、目的(いい状態のグランドに戻す)が明確だと、人はやる気と使命感を感じて楽しそうに仕事するんだなぁと実感。

これまで、普段使っているグランドは、水捌けがいいから、いつもコンディションがいいのかと思っていましたが、奇しくも練習直前の雨で自分たちでグランドの整備をしたことで、グランド管理者の方々が普段どれだけしっかり整備をしてくれているかを知ることができました。

しかし、スポンジパワーはすごかった。

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