【ニブセキの息子】いよいよ、その時が来た
二分脊椎(症)には、付随して発症しがちな病がいくつかある。その一つが、排尿障害だ。二分脊椎は、神経が上手に信号を伝えられなくなるのが特徴。おしっこを出すという動作も、出したいという意思と力があって、膀胱に信号を伝えなければうまくいかない。
二分脊椎という病を持って生まれた息子2歳。特に排尿障害は高い確率で発症すると聞いていた。でも、息子は今に至るまでおむつで、息子自身、わけもわかっていないだろうし、排尿障害があるかどうかもはっきりしていなかった。夫婦ともに、あわよくば…とい