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【ニブセキの息子】浣腸初期は「借金返済」の作業

※汚い話なので、お食事中の方はご遠慮ください。

二分脊椎症の息子2歳の導尿が始まったのに続き、一日一回の浣腸をすることになった我が家。その日の夜、病院で処方されたいちじく浣腸を使い、さっそくやってみることになった。

浣腸の仕方、これで正しい?

でも、どうしたらいいか分からない。

正確には、病院ではやり方を口頭で教えてもらっていたが、やはり聞くのとやるのは違う。看護師さん、なんか忙しそうだったし…

説明書に書いてある通り、浣腸液の入ったケースを人肌に温めて、お尻に突っ込んで液をニュルニュルと出してみる。でも、入れたそばから浣腸液がお尻から出てきてしまうのだ。ティッシュで塞ぐ間も無く。

その後、10分くらいして、うんこが出てきた。いつもの濡れた小石のほかに、液状のものが混じっている。これは浣腸のおかげなのか。二人ではわからない。浣腸なんて、したことないし…

見た目、返せているように見えても…

先生からは、浣腸は「しばらくは借金を返す作業になります」と言われていた。つまり、今まで体の中に溜まりに溜まっていた、濡れた小石を出したところで、やっと普通のうんこがやってくる余地が生まれると。それは、二、三日でどうにかなるものではなく、もっと時間がかかるらしい。

だから余計に、このうんこだけでは浣腸がうまくいっているか分からない。ひょっとしたら、利息すら返せず借金が増えている状態になっているかもしれない。

でも、次の外来までには時間があいてしまう。私たちは、訪問看護師さんに電話をして、来てもらうことにした。


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