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フィンランドの旅

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トランジットで偶然ヘルシンキに寄って以来、毎年フィンランドに通うようになって数年・・・美しい自然、ローカルな町や人々の表情・コテージ暮らしの楽しみなど、出会った様々をお伝えします
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#20 アアルト設計、イマトラのスリークロス教会(フィンランド)

#20 アアルト設計、イマトラのスリークロス教会(フィンランド)

巨匠アアルトが設計したスリークロス教会の改修工事がついに始まりました(2024年9月~) 老朽化やカビのため存続が危ぶまれる状況で、礼拝や地域住民向けの活動も出来なくなっていたそうです。2016年に訪れたときは確かに古びていたものの、そこまでとは思いませんでした。気候の温暖化が大きく関与していることにも驚きました。

スリークロス教会はフィンランド東部の町イマトラ(Imatra)にあります。イマト

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ハメ城のお祭りで中世にタイムスリップ(フィンランド)

ハメ城のお祭りで中世にタイムスリップ(フィンランド)

ハメーンリンナはヘルシンキの北約100kmのところにある町で、かつては南スオミ州の州都でした。三大古城のひとつであるハメ城(Hämeen linna)は、13世紀のスウェーデン統治時代に作られました。リンナは城という意味ですから、お城の名前がそのまま町の名前になっているわけです。また、フィンランドで初めて開通した鉄道(1862年)は、ヘルシンキとハメーンリンナ間を結んでいました。

ハメ城は元々、

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ガッレンカッレラ美術館(フィンランド)

ガッレンカッレラ美術館(フィンランド)

自宅兼アトリエだった個人ミュージアムを訪ねるのが好きです。作品そのものから受ける印象とは異なる芸術家の人生が垣間見え、距離が少し縮まった気持ちになります。今回はフィンランドの国民的画家アクセリ・ガッレンカッレラ(1865-1931)の美術館です。

ガッレンカッレラといえば民族叙事詩「カレワラ」シリーズが有名です。フィンランド国立博物館のカレワラを描いたフレスコ画も、彼が手掛けました。

美術館は

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フィンランドの森でジョギング

インドア人生を送っていた私を、フィンランドの大自然が外に誘ってくれた。
走る日がくるなんて1ミリも思っていなかった・・・ありがとう!

湖をまるっと1周サイクリング:トゥースラ湖畔芸術村(フィンランド)

湖をまるっと1周サイクリング:トゥースラ湖畔芸術村(フィンランド)

シベリウスの晩年の住まいアイノラがあるトゥースラ湖周辺は、19世紀に数多くの芸術家が移り住んでコミュニティを作っていました。シベリウスはもちろん、作家Aleksis Kivi、Juhani Aho、画家Eero Järnefelt、 Pekka Halonen、詩人 J. H. Erkkoなど、国民的と称えられる顔ぶれで、その邸宅が博物館として公開されています。

巡回バスもあるらしいのですが、ト

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マナーハウスの「魔法使いの塔」に泊まる(フィンランド)

マナーハウスの「魔法使いの塔」に泊まる(フィンランド)

もれなく家事がついてくるコテージ滞在の後、マナーハウスに一泊しました。旅の仕上げに、ご褒美のような時間を満喫しました。

ムスティオ・マナー(Mustio Manor:スウェーデン語ではスヴァルト・マナー Svartå Manor)は、ヘルシンキの西約80kmに位置する、歴史のあるマナーハウスです。ムスティオ(=スヴァルト)は黒い川の意味。この地域で鉄鉱石が発見され、スウェーデンのグスタフ王が製鉄

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#19 クオッカラの教会:わたしは命のパンである(フィンランド)

#19 クオッカラの教会:わたしは命のパンである(フィンランド)

フィンランドで訪ねた教会&礼拝堂シリーズも、19番目になりました。 
今回は、ユヴァスキュラのクオッカラ(Kuokkala)という町にある教会です。 町の中心部の広場に面して、人々の生活に寄り添うように建っています。

多面体の建物は、見る角度によって色々な形にみえます。濃いグレーの外観が、高さ25mの鐘楼とともに広場の印象を際立たせていました。

エントランスの緩やかな階段。段差の違いが面白い。

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#18 葡萄の教会、ヴィーイッキ教会:Viikin Kirkko(フィンランド)

#18 葡萄の教会、ヴィーイッキ教会:Viikin Kirkko(フィンランド)

ヘルシンキ郊外にあるヴィーイッキ教会を訪ねました。以前夏に寄ったときは閉まっていたため、今回改めての訪問です。周囲は凍った雪に覆われて、すっかり冬の装いになっていました。

ヴィーッキ教会は2005年に完成した木造教会で、外壁のウロコのような部分にはアスペン(ポプラ)が使われています。

鐘楼には3つの鐘があり、大きい順に「私はぶどうである」、「あなたがたは枝である」、「わたしの内にとどまりなさい

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謎の古代魚サカバンバスピスに癒される:自然史博物館(フィンランド)

謎の古代魚サカバンバスピスに癒される:自然史博物館(フィンランド)

2023年、SNSへの投稿をきっかけに突然大人気になったサカバンバスピス。
サカバンバスピス(名前長い!)は4億年以上前の古生代前期、オルドビス紀に生息していた古代魚だそうです。その復元模型がヘルシンキの自然史博物館に展示されています。帰国前に時間ができて、ついに会うことができました。

何と、いきもんガチャになっている!

サカバンバスピスちゃんは、自然史博物館3階の隅っこにいます。そんなに大き

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極寒のフィンランドでウールソックスランニング選手権に出てみたよ! その2

極寒のフィンランドでウールソックスランニング選手権に出てみたよ! その2

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明日はいよいよウールソックスランニング選手権。ウェアと靴下を揃えて、ベッドに入りました。興奮と緊張?でなかなか寝つけない。本来ならば氷点下のはずが、0度前後まで気温があがり雨模様なのも気がかりでした。雨だと雪がグズグズになって、ソックスに沁み込んでしまいそう・・・ 「どうか気温がもっと下がりますように」と普段と真逆を祈りつつ寝ました。

大会は、男女別に3km、6km、9k

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極寒のフィンランドでウールソックスランニング選手権に出てみたよ!  その1

極寒のフィンランドでウールソックスランニング選手権に出てみたよ! その1

フィンランドのオリヴェシという小さな町で、氷点下の2月に、シューズを履かずウールのソックスだけで森を走る大会があると知って、私の心は一瞬でとろけてしまいました。だって楽しいに決まってるじゃありませんか!
子供の頃、雨の中、傘をブンブン振り回して歩いたり、わざと水たまりをじゃぶじゃぶ通ったりして、親に「そんなことするんじゃありません」とよく叱られました。そんな、やってはいけないことを大っぴらにやって

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#17 オリヴェシのアーチ型の教会(フィンランド)

#17 オリヴェシのアーチ型の教会(フィンランド)

イベントに参加するため、タンペレの一駅先にあるオリヴェシに数日滞在しました。オリヴェシはタンペレから約40km、人口8800人ほどの小さな町です。私も初めて聞く地名でした。町の教会は閉まっている日でしたが、偶然葬儀が執り行われていて、終わった後に中を見せて頂けることになりました。

最初に目に入るのがこの古い鐘楼。てっぺんの玉ねぎ頭が可愛い。木造の鐘楼は1780 年に、マッティ・オーケルブロム(M

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湖の一本道 プンカハリュ(フィンランド)2

湖の一本道 プンカハリュ(フィンランド)2

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プンカハリュをぐるっとサイクリングしたあと、地図の茶色にあたる森をハイキングしました。 

* プンカハリュ自然保護区をハイキング

           
標識を頼りに自転車&徒歩で散策。 ココンハリュ・トレイル(Kokonharju Polk)は全長3kmほどのトレイルで、一帯は本来の原生林の他にも栽培された樹種が見られるそうです。

フィンランドで一番高い木 (Suo

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湖の一本道 プンカハリュ(フィンランド)1

湖の一本道 プンカハリュ(フィンランド)1

一本道ときいてイメージするのは、北海道でみるような広い畑や原野を貫く道、あるいは山奥や海沿いに続く道でしょうか・・・
フィンランドには何と湖の一本道があります。氷河がとけて湖になったあと、尾根が細い道として残ったプンカハリュ(Punkaharju)です。CNNの世界の絶景にも選ばれました。この記事では、これまで3回訪ねた思い出を一つにまとめて綴ります。

せっかく行くならサイクリングしたい! とい

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