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ASIBA PROGRAM 2nd

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ASIBAインキュベーションプログラムは、建築学生が自分だから描けたビジョンや妄想を社会実装することを目指したもので、4月からの12週間でレクチャーや合宿、メンタリングをしてきま…
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#ASIBA

「無色透明の媒介」 ──ASIBA1・2期を終えて目指す姿

建築都市社会実装スタジオASIBAのインキュベーションプログラム第1期(2023/10-11)、さらにそのまま第2期(2024/04-07)に参加した。 プログラムを通して、建築設備データを用いて都市のエネルギー削減や設備メンテナンスの人員不足などの課題に都市スケールで挑戦する「Withvac」というプロジェクトに、代表の宮田さん(東大修士1年)と協働で取り組んだ。 ▼ASIBAインキュベーションプログラムについて(ASIBA公式noteより) 第1期では全体的な事業フレ

ASIBA2期を終えて

こんにちは!はみラボ代表の臼井です。 私たち、はみラボは一般社団法人ASIBAの主催するインキュベーションプログラムに参加していました!今回はその振り返りnoteになります。 インキュベーションプログラムは4月からの3か月間で行われ、自分たちのもつ思想や未来へのビジョンを思想のままで終わらすのではなく、実際に社会に実装し、届けることを目指しています!詳しい内容は下部のリンクより、チェックして下さい。 私たちはそのプログラムの2期にAISBA2期生として参加させていただきまし

怒涛のASIBA2期を終えて。

修士1年、4月。周りはゼネコン就活まっしぐらなこの時期に卒制の続きをしてました。周りと逆行しつつ、歯がゆくも、わくわくもあった。そんな3ヶ月を少し振り返ってみようかと思います。 はじまりは卒制WSから。 卒制をなんとか提出し、外部展の出展でせんだいやら福岡やら飛び回っていた3月。お金がなさ過ぎて、福岡から横須賀まで21時間の船旅で研究室の同期と波に揺られながら帰っていました。その時に「ASIBAのWS行こうよ」と誘われたこと。これが私とASIBAの出会いです。 ここでA

ASIBA2期参加レポ

こんにちは。 私は4月から、建築学生によって運営されている一般社団法人ASIBAの建築学生向けインキュベーションプログラムに2期生として参加していました。私が取り組んでいるのは、「まご」が空き家に泊まるサービス、まご泊です。 今回は参加してみて感じたことを拙いながらに書いてみました。 ASIBAの活動に興味がある方も、まご泊に興味を持ってくださった方も、最後まで読んでいただけると嬉しいです! ASIBAという集団 "わたしって生き急いでるんですよね" というのは、私が7月6

ASIBA FES 2024 ~のこつぐ視点~

ふらふらと面白そうなことして生きてたら現在は のこつぐ に行き着きました。のこつぐの西田です! 私たち のこつぐ は7月6日に清水建設様の 温故知新の森 NOVARE で開催されたASIBA FES 2024に参加しました。 今回はASIBA FES 2024で展示したのこつぐのMVPアプリ『ASIBA FES PHOTO』について説明しますね~ 口で説明するよりもまず写真を見てもらったほうが早いと思うのでまずはこちらをどうぞ。 ASIBA FES PHOTO まず

ASIBA二期レポ

ASIBA2期生でEnoniwaというプロジェクトを進めているキタバヤシです。こんにちは。 プロジェクトについてはこちらで詳しく知ることができます。合わせてご覧ください! この記事では、わたしが3ヶ月間ASIBAのインキュベーションプログラムに参加してみた感想を綴りたいと思います。 Enoniwaプロジェクトの変遷というより、3か月間でこんなことがあったな~。というゆるいレポです。ASIBA3期として参加してみたいと思っている方、興味のある方に届くと嬉しいです。どうかお付き

たけのこプロジェクト - ASIBA2期を終えて

建築都市社会実装スタジオ「ASIBA」の第2期インキュベーションプログラムを終えてから2週間が経った。個人としての内省は前のnoteに託したが、自分がたけのこプロジェクト(旧本郷シェアハウスプロジェクト)を通じて実現したいことはちゃんと示せていなかった。ここに記す問いや理想をまっすぐに実現するにはまだ自分の世界観が成熟していないし実行力も足りない。しばらくは修業しながら続けていき、自分の足りないものに向き合いながら、いつか正面から解決策を出したい。 たけのこプロジェクトにつ

社会を改変させる建築家として生き残るためには。ASIBA 2期生インキュベーション

みなさんこんにちは。 ASIBA2期インキュベーションで LOVE&TOILETといったプロジェクトをすすめる 大学院1年生(2024年時点)の藍野です。 今回はASIBA2期生として一連のインキュベーションプログラムを修了し、 2期生からみるASIBAといった集団とは。全ての過程を経てASIBA FES 2024のピッチを行い、少しづつ見えてきた世界を報告します! まずなぜ、ASIBA2期生として参加したのか。(長くなります、サーっと読んでください笑 ) ASIBAの

アーキテクトにおける職能の拡張 -ASIBA インキュベーションプログラム2期を終えて-

『建築だけじゃ、生き残ることは難しい。』複雑化する社会の中で、変化速度が圧倒的に遅い建築業界。そんな業界の渦中にいる僕が感じる漠然とした疑問である。 先日まで3か月間、一般社団法人ASIBAのインキュベーションプログラムに参加していた。ファイナルピッチでは、まちにイノベーションのお試し体験を届けるサービス「Sukima」を発表した。 結果は、オーディエンス賞を頂き、メインの清水建設賞では惜しくも受賞は逃したが2番手に候補としての声を頂いた。 この背景には、「如何にして、

自分に期待しなくなった僕に、都市から社会を問う足場をくれた - ASIBA2期に参加して

4月からの3か月間、建築都市学生のためのインキュベーションプログラム「ASIBA」の第2期に参加してきた。応募した理由、プロジェクトの進捗、ASIBA2期を通じての学びと変化について振り返る。 応募するまで留学から帰ってすぐの昨年8月、同居人・二瓶に誘われてASIBAの運営に入った。すぐにインキュベーション1期が始まり、その運営をする中で、毎週仮説検証を繰り返して解像度を上げていき、カンファレンスの舞台で心震えるピッチをした1期生達に刺激を受けた。この舞台に立たなければ見え

【ASIBA2期PJ】建築設備の多面的アプローチ

ASIBAインキュベーションプログラム第2期のプロジェクト・Withvacに取り組んでいる藤間朋久です。第1期から継続してWithvacに取り組む中で自分が感じ始めた新たな課題感、そして目指すべき新たな展望について言語化しました。 1. 建築設備を再考する激甚化する気候変動や国際的な紛争によって綻びていく地球を眺めながら、「科学技術」に対して不信感や疑念を抱くようになった人々が多いのではないかと思います。技術革新によってもたらされた恩恵を享受して今を生きる私たちは、科学技術

[ASIBA授業レポート]第6週「ASIBA FES 2024に向けて」

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。 本記事はASIBAホームページからもご覧いただけます。 の第6週目のプログラムは第2週同様、竹中工務店様ご協力のもとgoodoffice新橋(堀ビル)のスペースを使って行われました。竹中工務店の皆様、ご協力ありがとうござ

【ASIBA開催報告】ついに第二期始動!第一回 KICK OFF

一般社団法人ASIBAは、建築・都市領域の学生向けの短期実践型インキュベーションプログラムや1DAYワークショップなどを企画・運営しています。建築学生が当事者意識をもって自らの提案を実装できるような環境を整備し、建築・都市領域の可能性を拡張していきます。 2期生採択・プログラム始動 三月中旬から募集を開始した第二期インキュベーションプログラムには、熱量をもった多くの方々からの応募があり、選考の結果、合計で20チームの採択が決定しました。 参加者によって分野は空き家活用やま