北林栞

Enoniwa/ 建築デザイン/イラスト/福祉 東京理科大学大学院 西田司研究室 修士2年

北林栞

Enoniwa/ 建築デザイン/イラスト/福祉 東京理科大学大学院 西田司研究室 修士2年

最近の記事

コミュニケーションが必要になるとき

ある人に「最近みんなコミュニケーションコミュニケーションって言うけど、そんなに言うほど必要なものなの?」と言われた。 ハッとした。 今までなんとなく、コミュニケーションは必要だよ!と思っていたが、本来コミュニケーションやコミュニティとはそれらが目的ではなく、意思疎通の手段だ。 Enoniwaの営業資料を作っている時に、 「なぜ障害者コミュニケーションが必要なのか」 を説明するスライドを作らないといけないときに、私は手が止まってしまった。そもそもなんで必要なんだっけ…と自分

    • 「Enoniwaは、私たちと知的障害者がお絵描き友達になれるツールです」

      こんにちは。Enoniwaのキタバヤシです。 この記事ではEnoniwaの紹介や、私たちがこれから何を目指していくのかをまとめました。 絵を描くことに興味がある人・コンプレックスがある人、知的障害者の家族を持つ人、福祉に興味のある人、建築を学んでいる人など…もちろんそれだけでなく、たくさんの人に届いたら嬉しいです。よろしくお願いします! Enoniwaとは…Enoniwaとは、絵を介した間接的な対話によって、知的障害者と私たちがお絵描き友達になれるツールです。 絵を介し

      • ASIBA二期レポ

        ASIBA2期生でEnoniwaというプロジェクトを進めているキタバヤシです。こんにちは。 プロジェクトについてはこちらで詳しく知ることができます。合わせてご覧ください! この記事では、わたしが3ヶ月間ASIBAのインキュベーションプログラムに参加してみた感想を綴りたいと思います。 Enoniwaプロジェクトの変遷というより、3か月間でこんなことがあったな~。というゆるいレポです。ASIBA3期として参加してみたいと思っている方、興味のある方に届くと嬉しいです。どうかお付き

        • 障害を持つアーティストと一緒に絵を描く仲間になりたい!!

          絵は障害をこえるこんにちは。建築学生兼イラストレーターの北林です。 私たちは「障害者と一緒に絵を描く対話手法」と「その関係が生まれる居場所」を作ろうとしています。 絵は言語に代替する意思疎通のツール 私は小さいころから絵を描くことが好きです。素敵な作品を生み出すことはもちろんですが、自分の気持ちを表現することを主な目的として描き続けてきました。言葉にして伝えるのは恥ずかしいけれど、絵を描くことを通じてなら自由に表現できるところが魅力です。 一方で、私のダウン症の弟も絵を