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役所広司 PERFECT DAYS
先日見た映画が心に残るので、思いを吐き出したいと思う。
古びたアパートはどちらも狭い1階と2階が階段で繋がっている。2階で眠る初老の平山は、神社を掃き清める音で目覚める。階下で、歯を磨き、顔を洗い、小さなカエデに水をやり、つなぎの服に着替える。背中には、Tokyo Toiletと書いてある。玄関を出ると空を見上げる。アパートの前に車が停まっているが、自販機でコーヒーを買ってから車に乗り込む。コー
藤井風「満ちてゆく」
大晦日に見た「満ちてゆく」の映像と歌詞が心に刺さった。
何度も何度も映像を見直し、何度も何度も歌詞を読み込んだ。
バレーボールや勉強の日々。受験。恋心。
たくさんのガラスケースの中にある記憶が姿を見せた。
良いことばかりではない。
苦しいことの方が多かった。
自分のことで精一杯だった。
記憶の中のすべてのことが今の自分を作り上げたのだ。
内にばかり向かう心を外に向けて開くことは可能だろうか。