胃腸が疲れたときの夕食は鍋
こんにちは!一昨日の日曜日は夫が夕食を作ってくれました。よく作ってくれる鶏肉とマッシュルームのフリカッセです。フリカッセの味が大好きなのですがマッシュルームでお腹が張ってしまいました。なので昨日の夕食は胃腸に負担がかからないように鍋にしました。
フリカッセ
お腹張りやすい人はマッシュルーム、玉ねぎとりすぎ注意です。
昨日の鍋
具は豚肉、白菜、小松菜、豆腐、しいたけ、緑豆もやしです。この写真はアクがすごいのでこのあととりました。シンプルに酒と昆布だしです。食べる時は、大根おろしとポン酢です。鍋のいいところは野菜がたくさん取れるところです!蒸し暑いのに、鍋を食べて少し汗をかきました。
それぞれの効能について
豚肉・・・平性 甘鹹味 帰経は脾胃腎 滋陰 補気 補腎 陰虚証、腎気虚証、虚弱体質、空咳にも適応。ビタミンB1が多い。
白菜・・・平性 甘味 帰経は胃大腸膀胱 清熱 利水 通便 健脾 胃熱、胃痛、発熱、口渇、便秘、小便不利などに適応。外側の葉と芯の部分にビタミンCが多い。平性ではありますが、どちらかという体を潤して熱をさます効果があります。
小松菜・・・平性 甘辛味 帰経は脾肝大腸 養陰 健脾 通便 不眠、イライラ、便秘などに適応。1日に必要とされるβカロチンが小松菜100gで摂れます。
豆腐・・・寒性 甘味 帰経は脾胃大腸 和中 生津 益気 清熱 津液不足、口渇、母乳不足などにも適応。
しいたけ(生)・・・平性 甘味 帰経は胃肝 補気 気虚証、肌のできものにも適応。今回鍋に使ったしいたけはこちらです。
しいたけ(干)・・・平性 鹹甘味 帰経は胃肝 補気 益腎 養肝 益胃 気虚証、老化、できものなどにも適応。カルシウムの吸収を助けるビタミンDは天日干しすると生の10倍ほどに増える。しいたけも補気する力が強いのであと一つおかず何しようという時にグリルで焼いたり、バター焼きもおすすめです。
緑豆もやし・・・寒性 甘味 帰経は心脾胃 清熱 解毒 止喝 解暑 利尿 熱毒、むくみ、口渇、酒酔い、暑気あたりなどにも適応。この梅雨の時期のむくみや、余分な熱をとるのにもやしはいいです。ただ、寒性になりますので冷え性の人はとりすぎ注意です。私は緑豆もやしを使うことが多いですが、大豆もやしは涼性、甘味、帰経は脾胃膀胱。食べすぎによる胃の不調、むくみ、風熱、いぼなどにも適応しています。緑豆もやしは大豆もやしにはないミネラルの一種モリブデンを含みます。
美味しいものを食べ過ぎて胃腸が疲れた時は夏でも鍋にします。薄味にして、野菜は葉物中心で、お肉は体調に合わせてラム、鶏肉、豚肉を使ってます。