「心のキャパ」の増やし方〜「頑張りすぎて潰れた私の過去」が教えてくれた〜
常に何かを時間をかけて頑張っていないと不安。
すきま時間があれば何かやるべきことを探してしまう。
これは、まさに私の最近の心理状態を表すものです。
裏を返せば「頑張り屋さん」「努力家」。
でも、
✔︎頑張りすぎて心に余裕がなくなってイライラしてきちゃったり
✔︎いつも何かに追われているような気持ちになったり
したことはありませんか?
”「頑張らなくちゃ」「何かしなくちゃ」”
私は中学生のとき、めまいにより、まっすぐ歩けなくなったことがあります。
心配した母は色々な病院に連れて行ってくれて、
血液検査はもちろんのこと
脳外科に行ってMRIやCTをとったりも
耳鼻科に行って平衡感覚のテストをしたりもしました。
でも、異常なし。
まっすぐ歩けない私は、それでも毎日学校に行こうとしました。
行ける日も行けない日もあったけど、
学校に行ったらいつも通り、明るく振る舞う。
勉強も頑張る。部活も頑張る。
何が何でも全部で1番の優等生であり続けたい。
心身ともにズタボロなのに
毎日何かしらに打ち込んでいるので
当然、悪くなる一方ですよね。
そんな私を心配に思う母は
お医者さん以上に詳しいのではないかと思うくらいに
めまいについて調べまくってくれました。
そこで母が見つけたのは、起立性調節障害という、自律神経系の疾患。
責任感の強い子ども、特に女子ほどなりやすいそうです。
自律神経系に詳しい小児科に連れて行ってもらい
「起立性調節障害」と診断されました。
診断受けると、苦しくならない?
と思う方もいるかもしれませんが、
この診断を受けてから
私は心が少しラクになりました。
診断を受けたことで、
私は「サボってない」という称号を得たからです。
**「人にどう思われる」とかではなく
「自分自身」に対しての称号。**
私は「休んでいいよ」を自分自身に、
診断という称号をもらうまでかけてあげられなかった。
でも今はわかります。
「休んでもいいよ」「頑張りすぎなくても、大丈夫だよ」
焦ったら、辛くなったら、自分に言うようにしています。
タスクの量の、物理的なキャパの問題じゃなくて、
心のキャパの問題だったりするから。
もし、このnoteを読んでくれた人の中に、
「仕事がきつすぎて病みそう・・・」って人がいたら
自分自身にかけてあげてほしい。
「いいよ、少し休んでも」
「そんなにいつも全力じゃなくたって、死なないよ」
「いつも頑張っていること知ってるよ」
「結果はまたついてくるよ、大丈夫大丈夫」
そして、本当にきつかったら、辛かったら、
病院に行ってみてください。
心が辛い時も、体がしんどい時も。
「風邪ですよ」「花粉症ですね」
「更年期障害ですね」「うつ病かもしれません」
その診断が、あなたのことを
あなた自身が休ませてあげられるかも
これは私への言葉であり、
今日誕生日を迎える頑張り屋さんの母への言葉であり、
そして何かに頑張る皆さまへの言葉。
何か届けられるものがあったらいいなあ、と思います。