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#8 インスリンの重要性とは?
こんにちは!!
最強の管理栄養士 緑川 泉です。
今回のテーマは
「インスリンの重要性」
インスリンってどのようなものか知っていますか?
血糖値を下げる唯一のホルモン、インスリン
✅結局インスリンは出た方がいいの?
✅インスリンは出ない方がいいの?
そんな疑問について徹底解説していきます。
インスリンの働き
食事をして血糖値が上がった時に血糖値を正常に保つために膵臓のランゲルハンス島のβ細胞からインスリンが分泌されます。
食後に血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が上昇すると、それに反応して膵臓からインスリンが分泌されます。
細胞の表面にはインスリン受容体があり、インスリンがこの受容体に結合することで、細胞は血液中のブドウ糖をとりこみ、エネルギー源として利用します。
余ったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられますが、その合成を促進するのもインスリンの働きです。
このように、血糖値を下げる働きをするホルモンはインスリンだけです。糖尿病の予防には食後の急激な血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌を節約することが大切です。
インスリンが分泌されなくなったり、インスリンが効きにくくなったり(インスリン拮抗性)、といった状態では血液中のブドウ糖を上手に処理できなくなります。
結果として細胞に糖が正常に取り込めず
高血糖になります。
※これが糖尿病なのです※
インスリンについて👇
インスリン抵抗性について
インスリン抵抗性とは簡単にいうと…
「インスリンの効き具合」
を意味します。
その原因の一つに、糖質の摂りすぎがあげられています。
常にインスリンを出している食事は皆さんが良く口にしている
(ごはん・パン・ラーメン・カレー・パスタなどの糖質量の多い食事)
を食べ続けることによって、
インスリン受容体が麻痺してしまい、インスリンが分泌しているにも関わらず効かなく(血糖値を下げなく)なってしまうのです。
そして、インスリンが効かないからとさらに多くのインスリンが膵臓から分泌されることになり、膵臓が疲弊しインスリンが枯渇してしまい糖尿病になってしまうのです。
日本人はインスリンの分泌能力が低い
糖尿病は太ってる人の病気という先入観がありますが、
日本人の糖尿病患者の半数以上は太っていないのが特徴です。
なぜなら日本人は欧米人と比べて
※体質的にインスリンを分泌する能力が低いタイプが多い※
欧米人は血糖値が急激に上がる食べ物を食べたとしても血糖値が上がる前にインスリンが十分に出ます。
そのインスリンの効果で中性脂肪としてどんどん蓄積され、太っていきます。
※日本人は太る前より先にインスリンが出なくなってしまうので、太ってないのに糖尿病になってしまうのです。
インスリンについて👇
【参考文献】
最新の栄養学に基づいた食と健康の真実63
糖質オフと栄養の科学
いかがでしたか?
インスリンについて
理解出来ましたでしょうか?
インスリン抵抗性の改善や膵臓を休める為にも
糖質オフやファスティングをすることがとても有効なのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「伝えたい人に伝わる」情報を日々アップロードしていける記事を書いていきたいと思います。
これから、よろしくお願い致します🤲
最強の管理栄養士 緑川 泉
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