本棚:『ストーリー・セラー』
「書く側」の人である妻。そして、「読む側」であり、一番好きな作家が妻である夫。元同僚から恋人を経て結婚した二人に待ち受けていた病という悲劇。それでも彼らは書かずにはいられない。
作家に限らず、自分のファンが結婚相手、もしくは、自分の一番の憧れの、それも手が届かないぐらいに憧れの人が結婚相手って、どんな感じなんだろうなぁ。自分がファンの立場だったら、彼 or 彼女のファンが増えるのは嬉しい一方で、取られて悲しいような気もするのかな。でも、結婚して身内となれば、また違うのかしら。