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本棚:『書店ガール2』

ペガサス書房の急な閉店後、吉祥寺に出店した大手書店チェーンの新興堂書店に正社員として採用された理子と亜紀。理子は店長。亜紀は本屋大賞に選ばれた作品のブレイクのきっかけを作ったことから、大賞作家に記念品を渡すプレゼンターに選出。しかし、その本屋大賞のパーティ会場で亜紀は突然倒れてしまい…。

子どもの頃には、街の小さな本屋さんがいくつかありましたが、最近ではほとんど見かけなくなりました。大型書店は専門書も充実していて、見た目も壮観ですが、すぐ行ける距離に本屋さんがないのは寂しいなとも思います。

電子書籍の話も出てきますが、やはり紙の方が読みやすいなと思います。最初の緊急事態宣言のときに近所の図書館が閉まってしまい、Kindle Unlimitedを利用してみて、物理的なスペースはとらないですし、予約待ちとか無いですし、便利だなと思いました。でも、図書館が復活してからは、せっせと紙の本を借りています。ずーっと長い間、本はこの形できたわけですから、確かに完成形なのかもしれません。電子書籍の端末よりも、本が1冊、ぽんっとそこに置いてある方が、手に取ってみるような気がしますし、実際には手に取らなかったとしても、そういう環境があるということが大事なのでしょう。

実在する本がたくさん出てくるので、「これ読んだことある!」とか、「へ~、こんな本あるんだ」とか、楽しいです。


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