「すべてはうまくいっている」が人生の大前提!|「運」は出会った人が運んできてくれる
みなさんは≪人生の大前提≫として、どんな言葉を掲げていますか?
そんなこと考えたことないよ……
と、思う方もいらっしゃると思いますが、口ぐせや思考グセとして、きっと何らかの言葉が≪人生の大前提≫として掲げられているはずです。
どちらがいい悪いではなく、人によって、≪人生の大前提≫には大きく差があるだろうと思っています。
ちなみに私は、いわゆる「平凡」な人生を歩いてきました。
以前も書きましたが、「死にたい」とまで思うような特別な困難に出会ったことはありません。
それでも生きていれば何度も辛く悲しい想いをする場面には出会いましたし、それをひとつずつ乗り越えてきたことに変わりありません。
平々凡々な人生を生きてきた私が「あんたなんかにわからないよ」と思われることを前提で、ここで「幸せ」についての記事を書くのは、全てのひとに届かなくても、過去の私と同じように「本来の幸せ」を取り逃している人に、もしかしたら何か私の経験が役立つかもしれないと思うからです。
生まれて約30年間、思考グセが原因で「本来の幸せ」をずっと取り逃してきた私が、いま幸せを感じられるようになったのは、「幸せ」について10年以上学び続けてきたから。
「幸せは学ぶことで手に入れることができる!」
と、私は本気で思っています。
そしてその学びの継続ができたのは、私が過去毎日読み続けてきた、たくさんのブロガーさんの存在があったからでした。
「このままじゃだめだ! 人生を変えたい、変わりたい」と願い、そのために必要なことを学び、常に自分と向き合う姿をブログで見せてくれたブロガーさんの存在。
その人たちの綴る言葉は、「私にもできる! 私も変われる!」と、幸せの学びを継続する活力をくれるものでした。
私は自分が助けてもらってきた恩返しをしたいと思い、今は過去の私に向けて「幸せ」の記事を書いています。
私が現在≪人生の大前提≫として掲げているのは、タイトルにある「すべてはうまくいっている」です。
「他人と過去は変えられない、変えられるのは自分だけ」
この考え方は、私がモノの見方の軸として採用しているものですが、過去に起きた現象自体を変えることはできなくても、その現象をどのように捉えるのか?
それは、今後の自分の考え方次第でどうにでも変えることができることだと思っています。
もしかしたら、今後の私に耐えきれないほどの辛いことが起こるかもしれない。
そのときもこんなことを言っていられるのか?
それはハッキリ言って分かりませんが、現時点でこの考え方を採用していることで、過去の私と比べ、かなり生きやすくなったことは事実です。
「すべてはうまくいっている」という言葉を≪人生の大前提≫として掲げるということ。
それをとてもわかりやすく物語として語ってくれている本が、『運転者』という本になります。
この本は不思議なタクシーに出会ったことから、主人公のモノの考え方、人生が少しずつ変わっていく物語。
タクシーが「幸せな場所」に連れてってくれるのではなく……
運転手が「幸せ」をプレゼントしてくれるのでもなく……
運転手との会話からの気づきによって、主人公のモノの見方が少しずつ変化し、それによって行動や人に対する態度も変化する。
常に「上機嫌」を心掛けていくことで、「運」を掴むアンテナの精度が上がり、人生が好転していく姿が描かれた本になります。
ちなみにみなさんの「運」についての大前提は、どんなものですか?
世の中には運がいい人もいれば、運が悪い人もいる?
それらは最初から誰かによって与えられたもので、不平等がある?「運がいい人」はズルいですか?
運は、空(天)から降ってくるものですか?
それとも、自らつかみ取りに行くものですか?
私が幸せについて学び続けてきた中で、「運」について最終的に自分に採用した答えは…
「運は、出会った人が運んできてくれる」でした。
今の私があるのは、今まで出会ってきた人たちや本に書かれた言葉から、たくさんの”幸せのヒント”をもらってきたからです。
この答えが、正解ではないかもしれません。
どれが正解・不正解もないですね。
「すべてはうまくいっている」を≪私の人生の大前提≫として採用したのと同じように、私は「運」について「運は、出会った人が運んできてくれる」を、自分の≪運の大前提≫に採用すると決めただけです。
本の中でタクシー運転手との会話から、主人公が様々な学びを得て自分の思考を整理し、自分と真剣に向き合い、モノの見方を変え、人生を変えてきたのと同じように、私もたくさんの「出会った人たち」から幸せになる生き方を学んできました。
それは今も同じです。
「すべてはうまくいっている」の大前提が示すとおり、私は自分が出会うすべての人・情報・出来事から、常に学びを得ようという視点で見ています。
私が出会うことに無駄なものはなく、それは必然だと信じているから。
そしてそのすべては「うまくいっている」未来に繋がっていく……
「うまくいっている」未来にしていくんだ! という気持ちを持っています。
もちろんnoteで出会うみなさんの文章・作品もすべてその視点でみており、「それイイね!」と思ったことはすぐにマネっこです。
自分の前に降りてくるものから、いかに「幸せのヒント」をたくさん見つけられるか?
その視点で読むnoteはとても楽しく、充実した時間をいつもいただいています♡
本に出てくる”運を転ずる『運転者』”は、不思議なタクシーだけの話ではなく、自分が常に学びを得ようという気持ちさえ持てば、いつでも目の前に現れてくれるものだと思っています。
実際に、noteで出会ったひとつひとつのご縁から、私の人生は大きく変わっていますからね♬
ちょっと話はそれますが、少し前に息子が「脳内メーカー」を知り、「お母さん!! お母さんの脳内そのものが出たよ!」と言って、私の本名で出してくれた脳内の画像を、爆笑しながら見せに来てくれたことがありました。
それが、こちら↓です。
私は正直、「母」としてはかなり冷めた人間で、一般的(が…何かは知りませんが)なお母さんの半分くらいしか愛情をかけられてないと、自分では思っています。
常にまず自分のことで頭がいっぱい、子供にも「私は自分自身を一番大切にしている。だからあなたたちも、まず自分を一番大切にしてね」と、常に話しています。
私が子どもにかけてあげられる愛情は、まずシャンパンタワーの最上段にある自分のグラスを満たし、そこから溢れ出た分だけです。
それでも、半分が「愛」で埋まったこの脳内を「お母さんの脳内そのものだよ」と、息子が言ってくれたこと。
もしかしたら、もう半分の「金」のことを言ってるのかもしれませんが(笑)、母の日の手紙に「いつも幸せです」と書いてくれた息子は、私から与えられた少しの「愛」でも、こんなにたくさんの「愛」として受け取ってくれているのかなと、とてもありがたく嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
今日の記事に「脳内メーカー」が結びついたのは、昨日タイムライン上で出会ったみどりネコさんの記事がキッカケです。
みどりネコさん、私に様々なことを思考する機会をいただき、ありがとうございました。
記事で紹介されていた、みどりネコさんの脳内は「欲」一色でした。
みなさんの、「欲」という言葉・文字に対する大前提(印象)はどんなものでしょうか?
私の脳内に出てきた「金」「愛」「幸」、どれも結局「欲」ですよね。
私はnoteでお金に関する記事を書き、「今よりもっとお金が欲しい」と思っています。
その「欲」を手に入れるために、必要な努力もしています。
人のために使うお金は美しく、自分のために求めるお金は「欲」にまみれているのだろうか?
それを求めること、口に出すことは、恥ずかしいことなのか?
どうしても、私はそれを「恥ずかしい」こととは思えません。
『運転者 未来を変える過去からの使者』
この本には、私の求める生き方が、しっかりと明確に言語化されていました。
本の中では、
運は「いい」「悪い」ではなく、「使う」「貯める」で表現するもの……
「自分が世の中に対して提供した価値」から「それによって得たもの」を差し引いたその差が「運」である……と説明されています。
つまり、自分が誰かのために何か価値を提供したときに、お返しがなにもなければ、それは運を貯めている状態。
逆に、自分がしたことに対し、あまりにも大きなものを手に入れたのだと感じたのであれば、それは今まで貯めてきた運を使っているということ。
そしてその運は、次世代に引き継ぐことができ、私たちも先人たちの貯めてきた運により、ここまで生かされてきた。
主人公 修一が「全身に鳥肌が立った」と本に書かれていましたが、私も運転者の言葉に、本当に鳥肌が立ちました。
めちゃんこカッコイイ😍
そしてこの生き方は、私の最も尊敬する 故)竹田和平さんの生き方そのものであると、やっぱり私はこれからも、和平さんを目指し続けていきたいなと、改めて感じることができました。
私がこの本を読むことができたのは、桔梗さんのこちらの記事に出会えたからです。
桔梗さんとnoteで出会うことがなければ、今後の生き方の指針となる「運転者」の言葉に、私は一生出会えなかったかもしれません。
やっぱり運は、人が運んできてくれるもの。
桔梗さん、ありがとうございました。
『運転者』の著者 喜多川泰さんは、作品の最後にこんな言葉を書かれています。
私がnoteで書く記事も、そして今の私の人生も、たくさんの方との出会い、そこからいただいてきた言葉から作られたものです。
誰か一人だけをリスペクトするのではなく、多くの人から様々な学びを得て、その中から自分自身が「これイイね!」と思ったことを人生に取り入れていく。
そうすることが、「自分らしさ」「自分らしく生きる」ということに繋がっていくのだと思います。
幸せのヒントをくれる「運転者」は、一人だけではないと私は思っています。
改めまして、私にいつもたくさんの学びや喜び、癒し、ワクワクをありがとうございます。
これからも楽しみながら「よりよく生きる」ために必要なことを学び続けていきたいです。
どんな「大前提」を、自分に採用していくのか?
それは自分の気持ち次第🎵
ベクトルは常に望む未来へ💕
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(粘土作品&写真提供💛糸、ラムネ好き成りさん)