5分も歩けなくなる未来~老後の不安と健康の大切さ~
年末の出来事をストーリーにしてみました。
楽しく、読んで頂ければ嬉しいです。
(*´˘`*)♡
2024年、年末。
年末の喧騒が街を包み込む中、人々は正月の準備に追われ、重い荷物を抱えて家路を急いでいた。
私はというと、ネットスーパーを賢く利用したので、「買い出しで疲れないって最高!」と心の中で自分を褒め称えながら、軽快に自転車を走らせていた。
その時、道の端で腰を曲げているおばあちゃんの姿が目に入った。
リュックがパンパンに膨らみ、右手には買い物袋、左手には杖。
あきらかにキャパオーバー…
歩くたびに体がふらついている。
「さすがに、あれは無理でしょ、転びそう」と思わずため息が漏れる。
信号待ちの間、どうするべきか迷う。声をかけるべき? いや、断られたらどうしよう。見知らぬ相手に声をかけるって、結構、勇気がいる。
その時、おばあちゃんが荷物を持ち上げようとしたけれど、重さに耐えきれず、その場にしゃがみ込んでしまった。
迷う時間はなかった。
「大丈夫ですか? もしよかったら、自転車で運びますよ。」
驚いた表情を見せたおばあちゃんだったけど、「助かるわ〜。つい買いすぎちゃったのよ」と小さく笑った。
子どもを乗せるはずの、自転車の後ろのスペースがちょうど空いていたので、そこに荷物をのせた。その重さに驚く。
聞けば、おばあちゃんはスーパーから歩いてすぐのマンションに住んでいるとのこと。
「この距離でも、こんなにきつくなるなんてね。80を超えると足にくるのよ。昔は畑で野菜や大きい栗を育ててたのに、いまじゃ5分の距離もきついわ。」
おばあちゃんとゆっくり歩きながら話をした。それでも息は上がり、苦しそうな様子だった。
「まさか、自分がこうなるとはねぇ。カルシウムを意識してとったり、運動をしておかないといけないよ。」
「昔はね、食べきれないくらいの野菜をたくさん育ててたのよ。大きな土地もあって、家族みんなで作業してね。でも、今は全部売っちゃったわ。」
「孫が5人もいるんだけど、近くに住んでても忙しいみたいでね、夫と二人暮らしよ。足が悪くて家事も大変。夫がご飯の支度をしてくれたりするの。」
おばあちゃんの声はだんだん小さく、どこか寂しそうだった。
5分も歩けなくなる未来。
自分には想像もつかないと思っていたけど、
ふと、自分の老後が頭をよぎる。
「自分が80歳になったら……。」
寒空の中、孤独を抱えながらも必死で荷物を持とうとするその背中に、未来の自分の姿が重なった。
今は元気に働けているけど、足腰が弱くなったら? 家事ができなくなったら? 誰かに頼らざるを得ない状況が来るかもしれない。
頭の中でシミュレーションが止まらなくなる。
「老後、どうするんだ、自分。」
おばあちゃんをマンションの玄関まで送り届けると、お礼として袋からお菓子を差し出してくれた。だけど、丁寧に断った。
「そのお菓子、重たいけど持って帰ろうとしたんですよね。せっかく持って帰ってきたんだから、旦那さんと楽しんでください。」
おばあちゃんは「本当にありがとうね」と
笑顔で手を振ってくれた。
その顔を見て、私も自然と笑顔になった。
久しぶりに、いいことしたな。
人助けって良い気分になるな。
……なんて思ったのも束の間。
3分後には、頭の中で「老後」「健康」といった現実的なキーワードが回り始めた。
「これだよ、これが私。」
家に帰る途中、私の頭の中は「老後」のことで不安でいっぱいだった。
80歳、5分の距離を歩くのがつらい現実。
自分はどうなるのだろう?
やはり収入の柱が1つだけでは、
老後の不安は消えない。
この年末の出来事は、私にとって「副業」「資産形成」「健康維持」の必要性を再認識するきっかけとなった。
「元気なうちに、頑張らないと。」年末の冷たい風を受けながら、そう強く思った。
さて、今日は何をしますか?
こういう記事は、ゆるく書けて、楽しい♪
最後まで読んで頂きありがとうございます·͜·
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