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生きてて浮かんだ疑問と返答。

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なんか普段ポーンと思ったこととかムーンってなったことに対しての感想が主
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こくこく船を漕ぐ国語に乞う

こくこく船を漕ぐ国語に乞う

塾講の話なんだけれど、中3の一番アホクラスの国語の授業で、人はホンモノを認識できない、という説明的文章の問題を扱った。話の流れは、自分が思っている彼は彼の思っている彼と全く同じであることはないってとこから、ホンモノの彼を認知することは出来ないと入り、そっから多分イデア論的な内容、「まなざし」による認知の変化に移り、最終的に筆者が推奨する、自分を相手に理解してもらうには、自分のことは話さず自分の居る

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イチゴジャムがすき

イチゴジャムがすき

表したい内容によってさえその人となりがでるだろうけれど、さらにその先の、どんな言葉で表現するかが肝だと思うんですよ、誰かが誰かにジャムが好きって伝えるときに、デジタルで科学的で論理的な伝達が行われることは少なくて、そこにはアナログな認知が加えられている、
瓶で100円の安売りジャムが嫌い、
自然のまま煮詰めたジャムが好き、
増粘剤とゲル化剤が入ってないジャムが好き、
給食の薄い色した粒だけ見えるジ

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自分で貯める自分の為

自分で貯める自分の為

自分のために生きる、こう書くと横暴に見えるけれど、少し優しく、吐息を混ぜて呟くように、一人でいるときに唱えると、ふっと気持ちが軽くなるような、個としての自分が圧倒的多数に囲まれた世界から、階段一段分だけ際立つような、そんな気分になれる、何も傲慢になっていいなんて言ってない、ただ人として人とまじわって生きていると、たまに自分の行為が何を基準にしているのかハッキリしなくなってくる、勉強するのは学位を取

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恋愛フィクションで言うところの友人ポジションは現実でも確かに存在する、一度相手へのベクトルの色を変えて仕舞えば、それは'まなざし'となり確実に両者の関係性と方向性を変えていく、そしてどういった原理か、ピンクに染まった間のヒモを染め直すのは難しいのだ、恋した人は失う、早かれ遅かれ。

前述したことに関して、但し恋愛脳であることは信頼関係の構築を大いに阻害するという意識があることも述べたい、純粋に相手に興味を持って、もっと話したい意欲をすべてピンクの額縁に収めることの愚かさは既に経験済みなので、単純にコイツやべぇ!って相手と爆笑しながら仲良くなる気概はわすれない

塾講バイト中に考える下ネタの危険性

15,6人ほどの集団の塾講のバイトを毎年夏、夏期講習時期だけやるんだけど、学年は基本中3生、午前中は小学生も、んで大抵総復習ってかんじで今日は完了系やるよ〜って言って黒板書いて説明したり例文作って説明したり生徒にチャチャ入れられいい感じに返して笑いあってほらほらさっさと問題解くぞー!何項の大問1から3まで〜10分で、スタート!つって、まあ暇になるんだよ10分間、その時大抵はどう説明するかとか、どん

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音と共に生き、ない

否定です残念ながら。

最近妙に音楽について意識することが多くなった。それも、音楽に興味が持てないということにだ、勿論嫌いなわけじゃないし巷に流れるポップスも洋楽も邦ロックもちょっとはアイドルだって聴く、良いなコレ!って本気で思える曲もあるしヘビロテし続けて丸三日なんてこともある。

しかしどうしてか、そこにその音を生んでいる人への興味とか、その音が構成されるセオリーとか、なんというか根っこへのワ

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