【文06】スマートでエレガントな「4つの視点」とは?
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こんにちは、蒼騎愁也(あおきしゅうや)です。
今日もお疲れさまです。
✅見えているのに見えていない心理的盲点(スコトーマ)
文章を書くと言うことは、自分の熱い思いを言葉にすると言うことです。
そのため、いろいろな角度から物ごとを見て解釈することが大事です。
自分の見えている部分のみで物ごとを理解していると、考えに偏りが出て、本質を見失ってしまうかもしれません。
恐ろしいことに人間と言うものは、日常生活の中で見たり、聞いたり、触れたり、味わったりと、たくさんの情報を取り入れています。
このような必要、不要、関係なく入ってくるたくさんの情報をすべて処理するのは、大きな負担になりますし、とても効率が悪いので、自然に取捨選択をしていきます。
そのため、目の前にあるはずのものが見えていなかったり、意識できなかったりします。
重要な情報を取りこぼしていることが結構あるのです。
こわいですよね。
見えているのに見えていないものを心理的盲点(スコトーマ)と言います。
スコトーマがあると、物ごとを一方からしか見れず、思い込み、決めつけのような偏った思考になっていきます。
スコトーマを外しましょう。
スコトーマを外すには、日ごろから意識して、視点を切り替えることが必要です。
多角的に物ごとを見ることができるようになると、考え方にも厚みが出てきますし、書く文章にも深みが出てきます。
✅鳥の目
鳥が空から全体を見るように、俯瞰で物ごとを見る視点です。
高いところから地上を見ると、
あそこにあるんだ!
あんな近くにあったんだ!
あっちの方向だったんだ!
などと、地上では確認できないことがたくさん見えます。
何かを進めていくときには、広い視点で全体像を把握して、
と言うように、事前の進行スケジュールを組むことができて、必要に応じて調整することができるようになります。
物ごとを俯瞰で見る視点が鳥の目です。
✅虫の目
虫は地上だけでなく、地中にも潜ります。
物ごとを細かく分けて、深く掘り下げる視点が虫の目です。
目標の達成は、小さなタスクの積み重ねの結果です。
ひとつひとつのタスクも小さな要素の集まりです。
と言うように、一つの記事を書く中での確認事項を細かく分けてチェックしていくことが重要です。
物ごとを細かく分けて、深く掘り下げる視点が虫の目です。
✅魚の目
魚は川や海の流れに沿って泳ぎます。
物ごとの流れを見極める視点が魚の目です。
革新的なアイデアで、世の中に一石を投じようとするのも、とても大事な考え方ですが、世の中の流れに反した方向に無理やり進むだけでは失敗する可能性も高くなります。
既に世間ではトレンドのピークを過ぎてしまっている市場に参入してしまったり、もう誰も使っていない古臭い手法を使っていては、誰も見向きもしないでしょう。
特にここ数年で世の中の状況は大きく変わりました。
働き方も変わり、在宅ワークが増え、副業を容認する企業も増えてきています。
時流を把握して大局的に判断することが、ますます大事になってきています。
物ごとの流れを見極める視点が魚の目です。
✅コウモリの目
コウモリは逆さまにぶら下がってものを逆に見ます。
物ごとを逆に見たり、視点を変えるのがコウモリの目です。
自分の見えている部分だけで判断しようとするとスコトーマによって、見えているのに見えていない部分が出てきてしまいます。
自分のポジションだけでなく、相手のポジションで考えてみる、視点の切り替えが大事になります。
ある先生の本には、常に逆の視点で考えることを習慣化することが大事と書いてあります。
自分が書き手、作り手のときは、読み手、受け手だったらどう考えるだろう。自分が読み手、受け手のときは、書き手、作り手はどう考えたんだろうと、常に逆の立場での視点で考えることができるようになると、自分が作ったものが人にどう思われるかが、正確にわかるようになっていきます。
物ごとを逆に見たり、視点を変えるのがコウモリの目です。
✅視点を切り替えてスマートでエレガントな文章を
このように、日ごろから視点を上手に切り替えながら、見えているものを多角的に分析する習慣は大事であり、それができる人は、心にゆとりがあって、広くたくさんの情報を吸収できます。
逆に、自分の見えている部分だけで判断して、偏った意見を押しつけたり、決めつけて話を進めたりする人の文章は、偏見が垣間見えて妙な圧力を感じさせてしまいます。
自分はこう思う!と言う、自分の考えをしっかり持つことは大事ですが、相手や他人はどう思うんだろうと言う、別の視点で考えることができるように、日ごろから視点を切り替えることを意識して、スマートでエレガントな文章を作成しましょう。
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