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  • 朝彦と夜彦感想関連記事

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人は自らの切り売りで創作をしている 

友人の招待で映画『コラン・ド・プランシーの万年筆』を見た。 主演は稲垣成弥さんで、稲垣さんの事務所であるAPSARAが企画・制作を行っている作品だ。 あらすじは売れない作家である須田尊(演:稲垣)がアンティークショップで古い万年筆を手にしたことから起こる奇妙な物語である。そう、まさに世にも奇妙な物語とかが好きな人は多分これも好き、っていう感じ。 新しい万年筆を手に入れた須田は早速新作にとりかかるものの、なかなか筆が進まない。とうとう寝落ちようかという時、須田の右腕(ある

    • 魂がかえる場所(短文)

      人は死んだらどうなるのだろうか、というのはわりと万人に共通した悩みだと思っている。 たとえば輪廻転生。死んだら生きたなりの評価が与えられ、次の生へと向かう。 たとえば天国と地獄。人生に成績がつけられ、善い者は天国へ、悪人は地獄へ。 自分はどうなりたいか?と考えた時にふと浮かぶのは広大な海だ。 プールの記事でも書いたように、私は死んだら海にかえりたいと思っている。地球上の生命は海にはじまり、人は羊水の中で進化の夢を見る。出発点がそうであるならゴールも当然同じ場所であって

      • 買ってない宝くじの当落で一喜一憂するな

        前にも少し書いたことだけれど、ライブなどでオタクが一生懸命ペンライトを振っているところを見るのが好きだ。正直言えばライブ本編と同じくらいオタクのペンライトを見ているし、レギュレーションなんかなくなってしまえと思う。 先日、大閃光持ち込み可のライブに行った。界隈にもよるだろうが、今時大閃光の持ち込みを禁止していないライブというのはわりと珍しいと思う。少なくとも自分のまわりでは初めて聞いた。 このライブがまためちゃめちゃ面白かったんだ。オタク各々が好きな演者の歌唱シーンでサイ

        • ドリライ神戸遠征記録

          せっかくちゃんと計画を立てて大満足で終了した夏のはじめのドリライの神戸遠征。大満足すぎて気付けば遠征ブログを書かないまま秋に突入してしまう!このままではいけないので記憶が定かなうちに(といってももう4ヶ月くらい経っているが)書き留めておきましょう。 普段まったく遠征をせず東京公演に行ったり行かなかったりする程度のオタク(=私)にとって遠征はわりと一大イベントである。今回神戸に行くにあたってひとつのテーマを設けた。それは「余裕」である。時間も場所もなにもかも余裕をもって行動す

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          憧れの水たまり、プール

          海派ですか?山派ですか?と聞かれた時、私は必ず「海派です」と答える。 その程度に私は「水」というものにどこか憧れのようなものがある。 最初の生命は深海から生まれたらしい、と習ったのはいつだったか。そんな知識を得る前から私は水のある場所が好きだった。 それと同時に恐怖もあった。幼い頃から「もうすぐ大きな地震が起こるかもしれない」「地震も怖いけど津波はもっと怖い」というような教育をされてきた。だから膨大な水を前にした時の気持ちは畏怖に近いのかもしれない。 「こんな海に囲ま

          憧れの水たまり、プール

          研修生Tシャツのお手頃な作り方

          先日ライブに参戦した時、研修生Tシャツを自作した。研修生Tシャツとは端的に言うと普通のTシャツに推しメンの名前がでっかく印刷されたTシャツのことである。確かハロプロ系が起源だったと思う。うちわの使用が不可でもこれならでっかく「好き」を表現できるし、ランダムグッズ交換時に「○○と書いてあるTシャツを着ています」と言えてとても便利だ。 業者に頼んで作ってもらうこともできるのだが、送料や見積もりの手間を考えると器用な人ならば正直自作してしまったほうが安上がりだし早い。自分は一枚あ

          研修生Tシャツのお手頃な作り方

          人間関係は「互助」である

          前述のように私はけっこうな人間嫌いである。 先日もいろいろあって揉めて心身を摩粍したのだが、その時改めて身に染みたことがある。 それはタイトルにあるように「人間関係は互助である」ということだ。 一般に人は誰かと支えあって生きていくものだ。社会に属している以上、完全に自己完結で生きるということはほぼ不可能であると言ってもよい。ならばなるべく周りの人とは良好な関係性を築いておいたほうが生きやすい、と考えるのが自然だろう。では、その「良好な関係性」というのはどのように構築すれば

          人間関係は「互助」である

          ガンダムSEED FREEDOMをミリしらで見たのでガンダムSEEDを見た

          ちょっと前にガンダムSEED FREEDOMをミリしらで見たという記事を書きましたが、映画が良かったのでちゃんとアニメ本編も見ました。リマスター版のほうです。 せっかくアマプラ・ネトフリで映画が公開されたことですし、アニメ本編の感想も書いておこうかなーと思います。楽しんで頂けたら幸いです! ・とにかく面白すぎる びっくりするくらい面白い。毎日就寝時間にヤダヤダ!もっとSEED見るもん!とタダをこねそうになった。 映画を見たのが5月4日で、アニメ全部見終わったのが5月14日

          ガンダムSEED FREEDOMをミリしらで見たのでガンダムSEEDを見た

          夢の時間

          先日、ドリライ2024に行ってきた。非常に楽しかったため、曲ごとの感想をここに残しておこうと思う。 なお、筆者は氷帝厨で4th不動峰からの新規である。 0.Overture(仮) 開演前に出演者の映像がひとりひとり出てきて名前を叫ぶドリライ恒例のやつ、ずっとやりたかったからたすかった。 キャストによっては呼び方統一されてなくて声小さく聞こえるのかなしい。なんて呼んでほしいか教えてくれ。 だいたい下の名前なのに草地は草地なのウケた。普段本人がりょうのって呼んで!って言うから草

          夢の時間

          視覚で入力して言語で加工出力する

          先日、ゆる言語学ラジオさんの動画を見た。 https://youtu.be/5NJ_tKtvjCs?si=mEIlOBayMeQx05Or 人間は思考のしかたのタイプによってざっくり2つに分けられるらしい。 ひとつめが言語思考。いわく、言葉で物事を考える人。 もうひとつが視覚思者。いわく、絵で物事を考える人。 へえ、面白いじゃん。 こういうのを見るともちろん自分がどちらなのか考えられずにはいられない。 でも、これって結構難しい。私はどちらにも当てはまるから。 言語思考な

          視覚で入力して言語で加工出力する

          誠実な人

          最近、人付き合いについて考えることが増えた。 元々誰かと仲良くなるのが苦手だった。高校時代までの友人はほとんどいないと言っても差し支えないだろう。 小学校の時にいろいろと無な思いをして以来、うっすらと人間のことが嫌いだ。他人なんて信じられるか、と思うことのほうが多い。 そんな私にもありがたいことに今現在はそれなりの数の友人がいる。彼女らの共通点は誠実な人である、ということだ。 たとえばなにか約束をしたとき。 約束を守ることは当たり前だが、何らかの事情で約束が守れないこと

          誠実な人

          ガンダムミリ知らなのにガンダムSEED FREEDOMを見た

          タイトル通りで恐縮なのですが、今まで人生で一度もガンダムに触れたことがないのにガンダムSEED FREEDOMを見ました。 きっかけというほどのものはないのですが、色々あって最近西川貴教さん(=T.M.Revolution)の曲を聴くのにハマっていて、西川さんの歌声が映画館の音響で聴けるらしい!GW暇だし見ちゃお〜☆みたいなノリで映画館に行きました。 映画自体の存在は把握していて、舞台を見る友達が公開当初におもしろい!と言っていたためまあハズれることはないやろ。という雑な

          ガンダムミリ知らなのにガンダムSEED FREEDOMを見た

          寝台特急サンライズで三ノ宮から東京に帰りたい

          はじめにこの記事では出雲・瀬戸を出発した東京行きのぼりの寝台特急サンライズのチケットを、日付変更後に三ノ宮(0:11発)よりも東の駅から乗車する場合のチケットの買い方について実体験を元に解説した記事です。 日付変更後に乗車するサンライズのチケットの購入は少々複雑になっています。自分で調べてみたら意外と分かりやすく纏まっている場所がなかったので。 この記事を読むことでいつ・どこで・どのようにチケットを購入すれば日付変更後のサンライズに乗車できるのかについて分かるようになって

          ¥300

          寝台特急サンライズで三ノ宮から東京に帰りたい

          ¥300

          朝夜客入れプレイリスト

          前に「これでしばらく朝彦と夜彦の話はしないかも〜」と書いたのですが、わたしの人生がいま朝夜がめちゃめちゃ必要なフェーズになったのでまた朝夜の話をします。 観に行ったみなさんの中で開場してから開演までに流れている客入れの曲に注目した人はいただろうか。 わたしは2020年の時に一緒に観劇する友達もおらずただただ客席で開演をぼんやりと待っている時にふと聴こえてきた曲に対してこう思った。 「なんか、やたらと懐メロが流れているな……?」 その時は確かBOOWYのマリオネットが流

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          舞台シャッハ配信感想

          舞台ロールシャッハの名越先生・森永さんの回を見て、真っ先にこう思った。 「これ、舞台じゃないよね」 わたしは「舞台」を求めていたので拍子抜けした。 たまたま忙しい時に上演されていたから現地は行けなかったけど、もし行ってたらかなり(私の心とツイートが)荒れただろうなーと思った。なぜなら「舞台」ではなかったから。 一般に「舞台化」と言われた時、人はなにを想像するだろうか。私は演劇を思い浮かべる。鬼滅の刃、舞台化!ならキメステだし、呪術廻戦、舞台化!ならじゅじゅステだし、た

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          悠久の音を求めて

          小学生の時、校外学習で何度か名古屋市科学館のプラネタリウムに行ったことがある。 世界最大級の大きさを誇るプラネタリウムだが、当時はまだリニューアル前だったので今ほどは大きくなかったはずだ。 このプラネタリウムの大きな特徴として学芸員の方が生解説をしてくれる事が挙げられる。今日の星空はこんな感じですよーとか、ちょっと南半球の星空にお出かけしてみましょうとか、そんな感じ。 小学生の私にとってはそれがプラネタリウムの当たり前だったので大人になってから都内のプラネタリウムに入っ

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