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読書まとめ『結局、集中力が9割』→自分の脳の個性を知り、バランスよく鍛える
『結局、集中力が9割 脳のプロが教える 誰でも集中力が最大化する方法』加藤 俊徳
一言で言うと
自分の脳の個性を知り、バランスよく鍛える
概要
仕事や朝活の集中力を高める
ために読んでみました。
脳のしくみを知った上で
集中力を高めることで、
限られた時間を有効活用できるはず。
本書では、集中力は 8つの脳番地から
生み出されると説明されています。
下図のとおり、外的(右) か内的(左) か、
インプット(上) かアウトプット(下) か、
の 4つに分類できそうです。
(本書でこう説明されているわけではなく、私の解釈です)
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これらの脳番地が連携しあって、
ある行動への集中力が作られます。
授業を受けているときは聴覚・理解・視覚、
スポーツをするときは運動・思考・視覚、
といった形ですね。
脳番地は使えば使うほど成長するので、
人によって各脳番地の成長度合いにバラツキがあります。
今までの行動による積み重ねが、
脳番地の成長度合いに現れてくるわけです。
これを本書では
「集中力は過去からやってくる」
と表現していたのが印象的でした。
本書のチェックリストを使うと、
自分の脳番地のおおまかな傾向を把握できます。
私の場合、視覚・記憶・理解が強く、
伝達・感情・運動が弱い、
という結果になりました。
note でアウトプット習慣が身に着いたとはいえ、
まだまだインプット偏重のようです。
自分の集中力の傾向=個性を把握したうえで、
弱い脳番地を鍛えよう、というのが本書の主旨。
強みを伸ばすよりも、
足を引っ張る脳番地がないように、
各脳番地をバランスよく成長させるべきだとしています。
画一的な方法ではなく、
自分の個性を見極めて弱点を補うスタイルは、
『YOUR TIME ユア・タイム』との共通点を感じますね。
また、すべての人間に当てはまる脳の特性
についても解説されています。
個性と特性を理解することで、
脳のポテンシャルを引き出すことができます。
が、脳の特性については他の本で既視の情報が多い印象。
やはり本書の特筆すべき点は、
人それぞれの脳の個性に
注目していることかなと思います。
自分の弱点になっている脳番地を鍛えるべく、
訓練となるアクションを 3つ決めて実践することにします。
① 伝達:相手の口癖・興味を探す
会話や文章から、相手の思考を読み取る訓練です。
どちらかというとインプット寄りの訓練な気もしますが、
伝達系脳番地の訓練として紹介されていました。
成果が視える化されないので、
探した結果を日記に書くようにします。
最近の次女は電車のおもちゃに興味があるようなので、
誕生日プレゼントは電車系にしようかなー。
② 感情:鏡の前で3種類の笑顔を作る
感情を表現する訓練。
恥ずかしさはありますが、鏡を使うことで
自分の笑顔を客観的に見るところがポイントでしょう。
毎晩、その日あった Good なことを
3つ記録するようにしています。
起床後に顔を洗ったあとに、
前日の Good を読み返して、
それぞれに対する笑顔を作ってみます。
③ 運動:文章を手書きで写す
手書きをすることで、手や指を動かす訓練です。
考えてみると、ここ最近、
手書きって全然してないんですよね。
アウトプットの習慣はついたものの、
すべてパソコンのキーボードやスマホでの入力です。
スピード感はキーボードの方が断然上ですが、
手書きでしか得られない指先への刺激もあります。
気に入った文章などを手書きで書き写して、
つぶやきとして投稿してみようと思います。
決して他人様に見せられるような字ではないので、
なぜか家にあるダイソーの美文字練習帳に
取り組むのもアリかもなー。
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