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【学研まんが】納豆のひみつ オススメ度:★★★★★(1〜5)

私たちの毎日の食卓に欠かせない、納豆。
赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、
みんなに愛されている日本の伝統食ともいわれているよ。
納豆はいつごろから食べられてきたのかな。
どうやってつくられるのか知っている?
どうしてねばねばするのか、あの独特なにおいはなんなのか、
どんな栄養があるのか…。知りたいことがいっぱいだね。
最近では海外でも食べられるようになった納豆のひみつを
みんなで探りに行こう。
きっと知れば、納豆がもっともっとおいしく感じられるよ。


テーマ

特化してます。

納豆の歴史、栄養、製造方法などを学べます。


実用性

実用的です。

レシピや、フィルムの上手な剥がし方の紹介があります。

また、納豆を作ってみようというコラムも。

市販の納豆にお湯をかけて納豆菌を得て、
煮豆にかけて発酵させると納豆が作れるそうです。

納豆菌、生命力強すぎです。


ストーリー

アメリカの大学での
ジェームスとエミリーのやりとりから
物語が始まる、珍しいパターン。

食いしん坊のジェームスが
納豆が気になりすぎて来日。

女の子主人公の家にホームステイして、
男の子主人公と 3人で納豆沼にハマッていきます。

男の子主人公も食いしん坊で、
食べ物に関する初期知識が
比較的多めなのもやや珍しめ。

女の子主人公の祖父が納豆博士(自称)、
父はミツカン社員で、彼らが解説役に。

父のツテで工場見学にも行きます。


同年代ではないからか、
ジェームスとの別れの描写はあっさりめ。

エピローグに出てくる
「あの雲、納豆ごはんみたい。」という名言、
いつか自分も言ってみたいですね。


ファンタジー

リアルです。

アメリカの大学生が、
納豆食べ歩き動画をアップしていたり、
アメリカの大学で納豆巻きを食べていたりします。

グローバル。


一行知識

1450年ごろの『精進魚類物語』には、
納豆を擬人化したキャラクター・納豆太郎糸重が登場する。

文は読めない


日本のお家芸たる擬人化物語の中でも、
異類合戦物と呼ばれるファンタジーバトルノベルですね。

精進(穀物・野菜) と魚類のバトルらしいので、
納豆太郎糸重は精進側の参戦でしょう。

かなり序盤で登場しており、重要人物なのかも。

以前に紹介した『酒茶多葉粉口論』も気になっていて、
異類合戦物に興味が出てきました。


関連投稿

『大豆ミートのひみつ』にも、
アメリカ系キャラクターが登場します。


その他の大豆製品シリーズ。

Web 非公開で『みそのひみつ』もあるようです。


我が家の納豆事情。


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