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【学研まんが】野菜と花 タネのひみつ オススメ度:★★★★★(1〜5)

サッカーが大好きなユウキ。大好きなチカちゃんが応援に来てくれた試合の帰り道、「クッキーを作るからうちにおいでよ」と誘われて大喜び。ちょうどそこに、野菜を作っているおじいちゃんが現れて、クッキーはおあずけに。
おじいちゃんが「ユウキに話がある」って言うんだけど、いったいなんだろう。何かたくらんでるみたいなんだけど・・・

テーマ

特化してます。

野菜と花の「タネ」に絞った説明。

野菜を食べたり鼻を楽しんだりするより、
品種や栽培の話が中心です。


実用性

実用的。

トマト、キュウリ、ピーマンの
育て方についての記載あり。

品種改良によって、
家庭でも育てやすくなってきているそうですよ。


ストーリー

男の子主人公を野菜好きにするべく、
農家の祖父が普及活動。

春休みに京都のタキイ本社へ見学に行き、
主人公も野菜を育てることになったものの、
あまり世話せずに荒れ放題に。

夏休みに入ると、
今度は滋賀県のタキイの農場や、
京都郊外の祖父の農場も見学。

一念発起して野菜の世話をがんばり、
嫌いだった野菜も食べるように
成長する様子が描かれます。

ベタな展開ではありますが、
学研まんがとしての完成度は高いです。


ファンタジー

リアルです。


一行知識

2005~2007年の平均で、
家庭での野菜購入量が最も多いのは、トマト。


データソースは総務省統計局の家計調査と
記載があったので、直近のデータも見てみました。

2016~2023年のデータでも、
トマト(22行目) は 1位を維持。

2位の たまねぎ や きゅうり に対して、
ほぼダブルスコアで圧倒していました。



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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。