【適応障害】不安は、あなたの"ファン"なのです!【経験談や考え方】➀発症~療養一か月目
42歳。仕事で前々から色んなプレッシャーや人間関係にも耐えつつ、中途採用から3年ほど経過しようとした時でした。
■適応障害になるまで
入社して間もなく"主任"というポジションを頂き、嬉しいながらもプレッシャーを感じつつ、でも"頑張らなきゃ"という気持ちで忙しい日々を過ごしていました。
2020年コロナ禍真っ只中、販売業の本部主任で職場には男性は僕一人。
必死で乗り越えたものの、それ以降も売上は思ったように伸びず。
・症状発生
2022年後半には、運営店舗は6→3となり店舗スタッフからも"僕に対する不評"が増え始めました。
更に、僕が担当していた通販の売上を約5倍を目標に掲げられ、店舗メインで考えていたところから急な舵切でさらにプレッシャーが。
それに加え、本部スタッフの一部からも"やり方が合わない"と言われ始め始めました。
「僕は"みんなの為"にこんなに頑張っているのになぜ。。」
「会社から言われたことを"誠実に"やっているだけなのに。。」
そんな思いが頭の中をグルグルと駆け巡り始めました。
この頃から、前々から朝起きた時「嗚咽」が少し出ていましたが段々ひどくなり、「寝汗」が異常なほど出たり、胸元に「ぞわぞわ」を感じるようになりました。
ただ、不思議と家に帰ると症状は治まるほどでした。
・環境、状況の変化
体調もすぐれないこともあり"主任"を降りることになるのですが、本部スタッフは僕を含め3人で40歳OVERは僕一人。
社長も含めた週1ミーティングは、引き続き自分が行うこととなりました。
更に、"別部署へやり方を学ぶために"という理由でしたが、要は『僕と合わないと言っているスタッフ(退職予定)が退職するまでちゃんと働いてくれるように』という事で、別部署の片隅で仕事をすることとなりました。
社長も含めた週1ミーティングも、これまでは他本部スタッフも同席していたのですが、仮の部署移動をしたことにより"僕一人"で店舗&通販の報告や相談などをする事になりました。
"主任"というポジションを離れたのですが、結果やっていることはほぼ変わらず。
通販に専念するため店舗業務から離れたのに、店舗に関して色々指摘を受けたり、僕のワンオペでやっている通販に関しても数万売上が上がっても「そんな小さい話をしているのではない」と社長からの否定が続きました。
今思えば、期待から叱咤激励だったのかもしれませんが。。
その時の僕は限界寸前でした。
「寝汗」「嘔吐」「ぞわぞわ」はどんどん酷くなるばかり。
ふいに「めまい」も起こるようになりました。
違う部署での周りの目線も「迷惑」だと感じるようになり始めました。
たまに「頭(脳)が締め付けられる感覚」が出る時もありました。
また、感情がコントロールできず「涙」が自然に出てくるようになりました。
家に戻っても胸元の「ぞわぞわ」が消えなくなってきていました。
限界を感じ始めて、上司に相談をします。
「とりあえず働く場所を戻してほしい。」
「週1ミーティングを休ませてほしい。」
通販をワンオペでやっているので変わりができる人もいない状態もあり、希望は叶い、3週間ほど平穏な日々を過ごしていました。
症状も少しだけですが軽くなりました。
そんなある日でした・・
・ストレスの限界
2023年明けてほどなく、親愛なる祖父が他界しました。
とても僕を可愛がってくれた祖父で、喪失感に苛まれました。
2023年3月後半。
決算期、新期に入ることもあり上司との面談で・・
「このままの状態なのはダメなのはわかるよね?」
「ミーティングを復活するか、別部署に異動して下に入るか?」
という話が上がりました。
面談後。
仕事に戻るも、次の作業に進もうとしても「体が動かない」状態が数分続いたりしていました。
その夜。
夢なのか・・現実なのか・・
「だれか全く知らない人の心配をする」
「祖父の法事は全て終わっているのに、法事のスケジュールが進んでいるのか心配になる」
などなど、様々な自分でも理解できない「心配と不安」が襲ってきました。
翌朝「これは本当に限界だ」と思い、上司に・・
「もう限界です。。退職するか休職するかどうするべきか。。」
と相談。
僕の業務がほぼワンオペだったこともあり、他事業部などへ引継ぎ業務も行いつつ『休職』という対応を頂くことになりました。
後日、心療内科へ。
『適応障害・うつ状態』"3か月(4/1~6/30)の休養が必要"と診断され、会社へ診断書を提出。
4月より、3か月の療養生活が始まりました・・・
さて、ここからは実際に僕が「思ったこと」「調べたこと」「実践したこと」「ためになったこと」「体調の変化」など書き記したいと思います。
なぜか。それは"自分の為"にです。
こんな貴重な経験ありますか?そうそうないと思いました。
これを書き始めたのは、3ヶ月目中盤に差し掛かった時です。
長文苦手マンで勉強苦手マンな僕が、おしゃれなJAZZを聴きながらこれを書いていますw
頭の中を整理しつつこれを書いています。
正直、これが正解ではないと思います。
科学的なこととか、根拠とかよくわかりません。
ただ、本当に
「友達や大切な人が適応障害になってしまった人」
「適応障害になってどうしたらいいか不安な人」
に、少しでもヒントになればと思っています。
投げ銭するくらいの感覚でご覧いただければと思います。
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