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陣馬山に登るー「人はなぜ山に登るのか?」
残念ながら富士山は雲がかかっていました😭
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山を歩きながらふっと思ったこと、「人はなぜ山に登るのか」と。「そこに山があるからだ」という名言があります。
確かに、山好きならガムシャラに登りたくもなるのでしょうね。私の夫はその部類かも知れません。山に登ることだけに興味があったので、山に咲く花の名前や鳥については何も知らなかったそうです。
でも歳を重ねるごとに山に登る姿勢が変わったそうです。「できるだけ早く、できるだけ数多くの山に登ること」から、じっくり花を見たり、鳥の名前を覚えたり、カメラにも収めたりもしています。そして植物図鑑や野鳥図鑑などを買い込んで、調べたりも。「山を味わう」とでも言ったらいいでしょうか。
私にとっての「なぜ山に登るのか」は、「山に登った人にしか見られない景色があるから」だと思います。
本当は、山登りは私に不向きなスポーツだと思っています。登りは呼吸が苦しいし、つらいし、帰りは帰りでもう脚が思うように動かなくて何度も転んだりして。完全に3Kのスポーツだと思っています。
でも頂上に着いて、そこからの景色を眺めた時「ああ、いいなあ」と思うと共に、ここまで来なければ、これは見られなかったんだと感じ入ります。
それで、また次も登ってしまうのです。「つらい、苦しい」と愚痴りながら。
過去に登った山です❣️
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先日、高尾山で95歳の方にお会いして、「毎週登っている」と聞いた時は夫も私もすごい衝撃を受けました。さらに「年を取ったら無理をしないとダメだ」という一言にはもっと衝撃を受けました。それまでは尾瀬であった女性が90歳であったことに驚かされたけど上には上がいるものです。