最悪の事態を常に想定してしまう僕の悲劇さと不安との向き合い方
こんにちは、あまたつです
今回は最悪の事態を常に想定してしまう僕の悲劇さと不安との向き合い方を語りたいと思います
躁鬱病や統合失調症、アスペルガー症候群を抱える僕は無意識に最悪の事態を考えてしまう不安症のようなものを抱えています
健常者だった時はどんなことでもやりたい、チャレンジしてみたいことがあればやっていた。
当時の自分の信念には「やらない後悔よりやる後悔」があった
大学時代は、サークルに3つ掛け持ちして、中国語のスピーチコンテストにも出ました。2週間の中国現地フィールドワークもやりました。
就活は失敗したが、やりたいことはやり尽くし後悔の少ない大学生活だった。
ただ大学の就活期間中に書類の作成が出来なかったり、変なミスが目立ったため内定がなかなかもらえずうつ病になった
そこから発達障害を疑い、検査からアスペルガー症候群と診断された。
また躁鬱病も診断された。
母の家系的にもアスペルガー気味だったので当時は家系を恨んでしまったこともあります。
今はアスペルガーのおかげで文章を書くのが得意になりブログができると感じています
卒業後、就労を訓練する施設の就労移行支援所に通い、一年後地元の大企業に就職することができました
就職といってもまずは3ヶ月のトライアル雇用でお試し就労のようなものでした
大企業の本社で人事総務をやるというのは、自分は恵まれているなと思いました。
この時は「遠回りこそ成功の最大の近道」と感じていました。
仕事自体はこなせていたが、不安症がいつのまにかついたいました。
仕事で少しミスをすると上司が影で悪口をいっているのではないかと不安になりました
上司は自分を嫌っているんじゃないかと思い気持ちが落ち着かなかったんです
病識はないが統合失調症が始まっていたのかも知れないです。
さらに酷いのは就労した年は台風が多い年で、躁鬱病は気圧によって体調を崩してしまうので頓服薬がなければ働けなくなっていた。
さらに追い討ちをかけたのは祖父の死。
祖父の死後、抑うつ状態になり、同僚に声をかけることができなくなり、仕事を辞めることになりました
酷いことに短期の就労であったため失業保険は適用されず、収入源がなくなった。
社会福祉協議会にいっても生活保護の話になったが
持ち家がある我が家では適用されませんでした
またうつ症状があったためアルバイトもできない状態だった
貯金だけが減っていき、精神をすり減らされていった。
あと2ヶ月分の貯金だけになり生殺しにされている気分になってしまいました。
年を越してから、メンタルは崩れ入院することになった。
入院してからは保護室と呼ばれる鉄格子の独房に1ヶ月半入れられた
保護室に入っていたのは1ヶ月半だが記憶があるのは3週間だけ。壮絶な3週間であった
少しの成功のせいで体調が悪化し、お金を稼げなくなり、独房に閉じ込められた
大学卒業から入院までの間で僕の信念が変わった。
それは「不幸になりたくないなら、幸せを求めてはいけない」
挑戦をモットーにしていた僕が挑戦するときには、何か落とし穴はないかとあら探しするようになった
無意識にできない理由を探すようになってしまいました。
トイレが不安になり、長距離バスが乗れなくなったり、音楽活動もミスが怖くて人前で歌うのが怖くなったりした。
また二人暮らししている母親が働けなくなったらどうしようかよく悩むことがあります。
ブログのやりすぎで統合失調症が再発して、ブログも一時期は出来なくなりました。
また不安症と向き合うことに決め、不安症が書かれた本を読むことにした。
本の中で印象に残っているのは、対人関係の不安の対処には「尊大な自己中心性を自覚すること」でした
尊大な自己中心性とは、自分を重要人物だと思っている。自分が世界の中心であるかのように思い込んでいることを指しています。
人目が気になるのは尊大な自己中心性によるもので、「人はみんな、自分のことで忙しい」と考えるといいと書いてありました
これらの言葉にドキッとしました。
会社で働いているときは同僚全員に自分のことを噂や悪口言っていると思っていました。
尊大な自己中心性に無自覚だったと本を読んで気づかされました。
B型作業所(障害を持った人が働く場所)で現在、働いていています
まだ最悪の事態を考えてしまう癖は治っていません。
音楽活動でみんなの前で歌えたらどれだけ幸せだろう、バス旅行できたらどんなに楽しいだろうと考えます。
しかし不安感との付き合い方は以前とは変わり、メンタルが崩れても立て直せるようになりました。
鉄格子の独房に入れられる恐怖心とも付き合っていかなければなりません。
最悪の事態を想定してしまう自分を嫌悪するのではなく、自分を守ってくれる武器と考えるようにもなりました。
不安と共生できるように生活していきたいです
以上で終わります