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1075 メリハリが大事
こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。
【メリハリが大事】
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基本的に人は、怠惰な生き物である。
とはよく言われたもので、誰にも迷惑をかけないとわかった瞬間から甘えに甘え倒すのが人というものではないでしょうか。
自分との約束をどこまで守れるのかで、
自分の人生への覚悟や原動力になるのかもしれません。
例えば僕は高卒後すぐに消防士になりましたが、
高校の時なんて今でhは信じられないくらいに追い込んでいました。
別に自慢というわけではなくて、あの時の僕の考え方としては、
「合格するかどうか不安に感じるなら、不安に感じないほどに余裕を持て」という自分でしたので、
本当に人生で一番追い込んでいた時期です。
それが故に、とがりにとがりまくってたので離れていった友達がいたのも事実。
だけど、それが自分との約束だったので、それを守ったに過ぎません。
特別なことなんて、何もしていないのです。
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このケースは特別ですが、
普段の何気ない日常の中に、自分との約束はたくさんあるのではないでしょうか。
心が折れることもあるでしょう。
外野がうるさいこともあるでしょう。
時に追い込み、時に休むときもあるでしょう。
誰に言われたわけでもないから、終わりがないかもしれないし、
誰にも迷惑をかけるわけでもないから、急いでやる必要もないかもしれません。
でも、ずっと怠惰なままもそれはそれで自分はその姿を見ているので、
自分がどれだけサボっているのかも、自分は気付いているはずです。
そんなときに大切なのが、
メリハリ。
このメリハリは自分で作らないといけません。
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ずっと走り続けることはできないし、
ずっと休むこともそれはそれでできません。
さすがにこのお正月の三が日やくらいはゆっくりすると思いますが、
それがダラダラと続くのはきっと自分が許せないでしょう。
しっかりと休んで、しっかりと行動する。
そのメリハリこそが自分が行きたい場所に行ける方法なのです。
例えば、ミニマリズムを深めるにあたって一日一捨が重要な行動になってくるのは繰り返しお伝えしています。
この一日一捨自体がとても難しいのですが、この年末年始はさすがに考えることをやめて、ゆっくりしようと思ったとします。
その判断はとても大切で、
時に休むこともミニマリズムにおいては大事なことです。
そんな毎日、一日中、ずっとミニマリズムのことなんて考えることはできないと思うので、休み休みがちょうどよいでしょう。
僕みたいに狂った人は日々いつでもミニマリズムについて考えることが当たり前になっていますが、毎日考える必要なんてありません。
毎日考えることができる人は、深度も全然変わってきますがそんなことする必要は全然ありません。
むしろメリハリをしっかりとつけて、手放す時には手放す。
手に入れるときは手に入れる喜びを噛みしめる。
そのメリハリがとても大事になってきます。
ミニマリズムは、手に入れることが悪いわけではありません。
手に入れる喜びを噛みしめつつ、
手に入れるときは手に入れればよいのです。
福袋もそう。
福袋は買うまでの喜びや開封するまでの喜びがあるものです。
ひとつのイベントなので、もし福袋を買うという習慣があるならば、思う存分に楽しめばよいのです。
その点僕は、合理的についつい考えてしまうので、
福袋を買うことができないし、福袋のワクワク感を知らないままに人生を終えるので、そういう面では寂しいと考えることもできます。
きっとこの先も福袋を買うことはないので、知らないままでしょう。
そういう意味では、福袋などの楽しみを知っている人は、羨ましいと思うときもあります。
それでも、買わないのですが。
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このお正月は、仕事も何もかもほったらしかして、家族、仲間、友人、パートナー、親戚などとゆっくり過ごす。
そのひとときに感じる人との繋がりこそが、
人としての幸せになのです。
そして、また世の中が動きだしたら自分も動き出す。
行動に移す。
やるべきことをやる。
自分の目標に向かって突き進む。
そのメリハリが、未来の自分は今の立ち位置と全然違う場所に連れて行ってくれるのです。
いつまでもやらない理湯、できない理由をいうことをやめましょう。
メリハリのついた行動こそが、
自分の未来を作るのです。
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