マガジンのカバー画像

土曜の夜、家にひとり。

9
「世界にだって忘れられているみたい」そんなときに寄り添える文章を書いています。ほろ酔いでも楽しめるライトな内容です。
運営しているクリエイター

#エッセイ

服が似合わなくなってきた。「年相応」って必要?「自分がどうしたいか」は難しいけど大事

服が似合わなくなってきた。「年相応」って必要?「自分がどうしたいか」は難しいけど大事

「ん、あれ?」
クローゼットの横にある姿見で、「一軍だと思っている」服に着替えた自分を見る。しっくりこない。
ウエストに仕舞い込んでいるTシャツの裾を出してみる。なんか違う。

齢28、好きだった服がどうにも似合わなくなってきた。
綺麗めのパンツもなんか違う。スポーティーなTシャツもなんか芋っぽい。履きやすくて人気のあるスニーカーも私が履くとなんかおかしい。
服だけではない。メイクもスキンケア用品

もっとみる
インスタのタイムラインに流れるおすすめ投稿に殺されかける

インスタのタイムラインに流れるおすすめ投稿に殺されかける

インスタのタイムラインに流れるフォロー外アカウントの投稿。これになかなかやられている。
時に包丁のように、心をグサッと、殺しにかかってくるのだ。

アルゴリズムのバグなのか何なのか、私が普段絶対に見ないタイプの投稿が流れてくる。例えば、カップルが音楽に合わせて踊っている動画や、結婚式の写真、見ず知らずの赤ちゃんの動画など。
(いつも犬の写真ばかり見ているのに…)

「oh…」

朝起きたとき、仕事

もっとみる
「あれ結局何だったんだろう大賞」を肴に一杯やりたい

「あれ結局何だったんだろう大賞」を肴に一杯やりたい

誰しも持っているだろう「あれ結局何だったんだろう?」エピソードをダラダラと話し合いたい。

上京したばかりの2018年、突然話しかけてきたおじさんに誘われて、豊洲のタワマンで開かれたカレーパーティーに参加したことがある。
誘いを受けたのは、代々木公園で開かれた「タイフェス」会場。当時、仕事の関係で出店しており、仕事終わりに一人でシンハービールを飲んでいた。

すると40歳くらいの一人のおじさんに話

もっとみる
【読書記録】貴様いつまで女子でいるつもりだ問題/ジェーン・スー

【読書記録】貴様いつまで女子でいるつもりだ問題/ジェーン・スー

「私たちは「女子」という墨を体に入れている」この本のタイトルにある「いつまで女子でいるつもりだ問題」は、ここ5年位ずっと私の中に議題としてあったことでして、この表紙を発見したとき電流が走りました。

「これ考えてたの、わ、私だけじゃなかった!」

「女子会」や「オトナ女子」という言葉にずっと言語化できない違和感があり、「変に思うのは私だけか~まあそうだよね~」と思い込み人にも共有してきませんでした

もっとみる