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【保育・新任育成】感覚の違いと、共存する

新任の先生や、実習生さんたちが
計画案を立案してきたとき、
『ん…。そうか。どこから話そうか。』と一瞬フリーズしてしまうこと…ありませんか?
話していても、…伝わってるかなぁ?しっくり来ないなぁ。なんて感じることも…。


私40歳。スマホを手に入れたのは、大人になってから
物心ついたときには、多分スマホが存在していた20代。

私より上の20歳、60~40歳くらいの世代は、若いとき流行った歌などには違いはありますが、『待ち合わせは、あそこの前ね。と前日に約束した』とか、『来なかったら、30分くらいは普通に待ってた』とか、『手紙書いて、返事もらうまでに1週間くらいあった』とか、『あったあった(笑)』と理解し合えるんです。

でも私より下の20歳、40~20歳くらいの世代間は、そうは行きません。
産まれた時から『写真を撮ったらその場で確認』が出来て、『お店のメニューは、ほぼ写真』『すごい情報量の中で育っているから、瞬時に必要・不必要を感じる』世代なのです。

良い悪いとかではなく、感覚が全く別物なんです。


感覚が違うんだ~と解釈すれば、
あとは共存していくのみです!

例えば、制作物の案を持ってきた時、
ん~ねらいとズレてるなぁ。と思ったら、
『これ、画像から検索したんじゃない?』と聞くと、大概『あ、そうです👀‼』となるのが現代っ子。

ならば、
『それは、めちゃくちゃ難易度の高い検索の仕方なんだよ。』『難易度を下げる為にはね、画像の検索は、最後』と、ポイントの抑え方を伝えてあげれば、
子どもに経験させてあげたいことを決める位置に、お互いスムーズに立てます。


共存していくと言いました。

私も物凄く力を借ります。
書類やポスターなどを作ったときは、必ずチェックを入れてもらうのです。
『文字数どう?』と聞くと、
必要な情報かどうかを瞬時に脳が勝手に判断する世代の彼らは、
「少し文字が多いように見えるので、私すぐには読みたくないと思ってしまいました。すみません(笑)」と、パッと見た印象を伝えてくれます(笑)すごい関係性でしょ(笑)
共存してるのです。

私がそれをする理由は、保護者もその世代がいるからです。

保護者に伝わらなかったら、意味がない。
ならば、その世代に聞けばいい。

『意味わかる?』『難しい?』
『なるほどね~』『じゃあこの言葉ならどう?』

繰り返していたら、遠慮なく答えてくれるようになりました(笑)
彼らは、私の師匠でもあります。


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