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『ダヴィンチ』。がんの内視鏡手術に活用されるロボット。北九州の中高生が見学。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は以前、数は多くありませんが、ロボットの記事を数本、書いたことがあります。

代表的なもので言えば、OriHimeという障害や病気、難病などを抱えていて、外出のできない人が、自宅などからロボットを遠隔操作して、接客するというものです。

ここ数年では、キャラバンという、日本各地でカフェを巡回するという位、人気のあるものとなりました。

また、先日自社メディアの方で掲載された、hinotoriという手術支援ロボットの記事も書きました。

この様にロボットの進化は凄まじく、上手に活用すれば、人ができないこともできて、昔から積極的に開発されてきた、日本ならではだなと思っています。

この記事でも、ある手術に活用する、ロボットのお話となります。

北九州市立医療センターで、高校生や中学生およそ30人にがん治療の手術に活用するロボット『ダヴィンチ』の操作を体験して頂くイベントが開催され、参加しました。

生徒たちは最初に、がん細胞を解析するための画像検査や血液検査の設備を見学しました。

そして、がん治療の手術に活用されるロボット、『ダヴィンチ』について説明を受けた後で、医師の指導を受けながら、実際の操作を体験しました。

今回はロボット『ダヴィンチ』が手術でできるサポートなどを紹介します。

手術に活用するロボット『ダヴィンチ』の説明を受けた中高生の感想とは?

画像引用・参考:三井記念病院 手術支援ロボット ダヴィンチ Xi【da Vinci Xi】  社会福祉法人 三井記念病院

ロボット『ダヴィンチ』は内視鏡手術をサポートするために開発され、立体的な画像を見ながら、人の手首よりも大きく回転したり、曲げたりができるアームが完備されています。

また、北九州市立医療センターの院長の男性は、「子ども達の目がキラキラと輝いていて、素晴らしい経験になったと感じました。外科医になりたいという人が減少傾向なので、中高生の皆さんには是非外科医になって頂きたいです」と述べました。

参考:北九州 がん治療の最新ロボット手術を中高生が模型で体験 福岡 NEWS WEB(2024年)

このイベントに参加した高校3年生の女子生徒は、「私は将来、医師になりたいです。ロボット『ダヴィンチ』を見て、もっと医療への関心が高まりました」と語りました。

ロボットの進化は止まらない

以前テレビで観ていたことですが、飲食業界でもロボットは多く活用されています。例えば、以前なら人の力でしかできなかった、飲食店での配膳や料理なども、ロボットでできる様になり、人件費削減などで、全ロボット化し、ロボットだけで、店を切り盛りする、そんな立ち食い蕎麦屋さんなども多く観られる様になりました。

特に関東地方など都市部では人口が集中していることで、いかに早く提供が求められている分、お店でロボットが作っていて、でも普通に料理が出て来るので、まさかロボットが作っているなんて、思わないかもしれませんね。

食品の生産過程でも、多くのロボットが使われていますよね。大量生産、しかも間違いなくしないといけないので、そういう点でも人での目視よりも、ロボットの方が、優れているかもしれません。

この記事ではロボット『ダヴィンチ』を取り上げました。hinotoriは知っていましたが、このロボットは知りませんでした。

こういうロボットが人ができない難しい手術もできることで、医療現場で提供できる質も上がっていることでしょう。

これからも、ロボットが向上し、多くの人の命を助けて欲しいなと思います。


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