『らくママ便』。妊娠で重い本が持てず、図書館に行けないー。そんな悩みを解決するサービス。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
妊娠していると、重いものを持ったら駄目とか、身体に負担をかけないために、色々制約がありますよね?
私は妊娠したことはありませんが、中学時代に読んでいた漫画で、その様な描写があって、知っています。
妊婦さんだって図書館に行きたい!でも、重たい本が持てない!そんな声に応えたいと、実際に当事者だった女性が始めたサービスがございます。
明石市立図書館が2023年10月から、明石市内の妊婦に郵送で本を貸し出す『らくママ便』というサービスをスタートしました。妊娠中で来館しにくい時期にも読書を楽しんで頂きたいと、出産を経験した職員らの意見をベースにしたサービスとなります。担当者は「重い本を図書館から自宅まで持って帰らなくていいので活用して頂けたら」と説明しています。
今回は『らくママ便』を始めた女性の想いを発信していきます。
『らくママ便』を始めた女性の想いとは?
市立図書館には、視覚に障害を抱えている人や来館が困難な身体に障害を抱えている人向けの郵送サービスが既に存在し、みんなが読書を楽しめる環境を提唱し、市本のまち推進課の発案で対象を妊婦さんにも拡大しました。
西部図書館とあかし市民図書館で『らくママ便』を行い、明石市内在住の母子健康手帳を交付された妊婦さんが利用可能です。毎月に1度、15冊まで貸し出しができて、蔵書検索で読みたい本を探し、メールや電話で申し込むと無料で郵送されます。
あかし市民図書館フロアマネジャーの女性は、お母さん目線から『らくママ便』の拡充に向けて励んだ一人です。あかし市民図書館フロアマネジャーの女性自身が妊娠中、小説や手芸の本以外にも、産後に向けて手遊びやわらべ歌の本などを借りると、重さはおよそ5 kgにもなりました。「お子さん向けの本は特にカラー印刷が多いので、必然と重くなります。自宅まで持って帰るのがとても大変でした」とあの時を振り返りました。
参考:図書館が妊婦さんに本届けます ママ目線の新サービス、職員の出産経験がもとに 明石 神戸新聞NEXT(2023年)
『らくママ便』は2023年10月にスタートし、14人の妊婦さんが利用しているといいます。あかし市民図書館フロアマネジャーの女性は「図書館には名前事典や子育ての本など産後に役立てられる本も揃っています。妊娠中も読書を楽しんで頂けたら」と述べます。
予め図書館利用者登録などが必要です。貸出期間は1ヵ月で、返却はこれまでと同様の返却場所へ持参するか利用者負担の郵送で行います。
気持ちが分かる。
今はほとんど本屋さんには行かないのですが、元々紙の書籍が大好きで、1回行くと、「あれもこれも欲しい!あ、これ新刊出てる!」となると、レジに行く時は、「ふッ!!!!!!」という、腕が千切れそうになる位の重さになり、以前はその重さを持って帰っていましたが、ある時宅配サービスがあることを知って、「代金払います。あ、宅配でお願いします」と、精算して自宅まで送って貰っていました。
それとかどうしても欲しい本が近場にない時に、県外の書店から、代引きで発送して貰う時もありました。
最近は少しずつスマホで読む様になりましたが、それはまだ紙の書籍の販売予定がない本や、もう絶版して、中古でも全巻揃わない様な、子どもの頃に好きだった本を、読むことが基本です。
私は妊娠をしたことはありませんが、紙の書籍の重さは身に沁みて分かるので、タイトルさえ分かれば、郵送して貰えますし、凄い良いサービスだと感じました。
こういうサービスが全国で広がれば、もっと紙の本も妊娠していても読める時間が持てますね。