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創作のための戦訓講義(51〜100)

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どうしたら自分の創作をより高いクオリティにできるのか? その答えは先行作品にこそある。本講義では創作の役に立つ考え方やテクニックを先行作品などを例に「戦訓」として抜粋。これで大創…
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2024年8月の記事一覧

ミステリネタのメモふたつ「意外なたぬき暗号」「犯人しか知らない」:創作のための戦…

意外なたぬき暗号 ※たぬき(た抜き)暗号だが、たぬきが自殺するつもりだとわかることで「…

映画版『ルックバック』のある感想に対する覚書:創作のための戦訓講義90

事例概要発端 ※『チェンソーマン』藤本タツキの漫画『ルックバック』劇場版が公開された。 …

女性が下の名前で呼ばれがちという習慣:創作のための戦訓講義89

事例概要発端 ※都知事選に絡んだ話題として。女性政治家は下の名前で呼ばれがちという話が…

新人賞下読みの辛さと発掘のネグレクト:創作のための戦訓講義88

事例概要話題発端 ※新人賞で類型的な小説を大量に読まされるという話題。一度ならず聞いた…

『ブラックジャック』ドラマ化におけるドクターキリコの改変の話題:創作のための戦訓…

事例概要発端 ※ドラマ版『ブラックジャック』が新しく放送されるらしい。 ※ドクターキリ…

『サウンド・オブ・フリーダム』という陰謀論的映画があること:創作のための戦訓講義…

事例概要問題のある映画 ※『サウンド・オブ・フリーダム』という映画が日本で公開されるこ…

『セクシー田中さん』調査報告と『ACMA:GAME』:創作のための戦訓講義85

『セクシー田中さん』調査報告が公表 ※『セクシー田中さん』のドラマ化において、作者が当初示した原作遵守のラインが守られず、それによって作者に多大な負担がかかった問題について。調査報告が提出される。 ※あくまで社内の調査チームによる報告書。 問題しかねえ ※調査の目的からもうズレている。当然、調査の結果導かれるものもズレまくる。 ※今回の問題において、一番の被害者である漫画原作者以外は実名がマスキングされている。 ※実名を出すことが問題解決に繋がるわけではないが、

「人の死なないミステリ」とは:創作のための戦訓講義84

事例概要発端 ※「人の死なないミステリ」と呼ばれるものへの疑問 ※上記で指摘されている…

邦画をけなすためのテンプレ:創作のための戦訓講義83

事例概要発端 ※『ゴジラ-1.0』に対する指摘。私は見ていないので作品への言及は今回の本題…

『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』にみる趣味の狂気:創作のための戦訓講義82

事例概要発端 ※新しく発表された漫画がヤバいという話。まずは読んでほしい。 死へ突き進…

米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』に関連する思索のきっかけ:創作のための戦…

事例概要なぜ謎を解くのか ※なぜミステリは謎を解くのか。探偵は他人の人生に首を突っ込む…