邦画をけなすためのテンプレ:創作のための戦訓講義83


事例概要

発端

※『ゴジラ-1.0』に対する指摘。私は見ていないので作品への言及は今回の本題ではなく……。

テンプレート

※邦画をけなす際に用いられる鳴き声のひとつ。実写版ゴールデンカムイでも似たような指摘があったと記憶している。

※重要なのは作品個々の状況を鑑みず、一般的に邦画の欠点とされることを指摘することで「分かっている」フリをすること。

※テンプレート化するのはそれが一定の傾向として認識されるから。つまり実際に衣装が不自然なくらい汚れていない作品もあり得る。そういう作品がある、ということ自体は重要ではない。

真逆の指摘

※むしろ汚していたという指摘もある。

※ただその汚し方に物足りなさがある、と考える層もいるようだ。

※監督の手つき的に「ちゃんと汚している」「適当にやっている」指摘も。どっちやねん。

その他テンプレについて

台詞で説明

※そもそも「台詞で全部説明」ってどういう状況?

西部警察SPECIAL

※今のところ全部台詞で説明する、の明確なパターンと思っている唯一の例。

個人見解補足

 この手の邦画貶しはある種のテンプレートと化している。何を言っても「フェミ」「共産党」でそこから話が進まないようなものだ。ネットでは邦画はそれが何であれ貶す材料というのが基本で、一部作品が例外、くらいのものか。

 他のテンプレとしては「俳優がキンキン叫んでいるだけ」というものもあるっぽい。私のゴミ兄貴が『カメラを止めるな』を見て言っていたのでたぶんテンプレだ。ゴミ兄貴に自分で作品を評する能力はないので、どこかで鳴き声を覚えてきたのだろう。ちなみにちゃんと映画を見ていたわけではなく、ふとテレビのチャンネルを変えたら映ったくらいのもので、作品の性質などを加味してもその評価の妥当性はかなり怪しいだろう。そもそもあのゴミ兄貴に演技を云々する知識もセンスもないし。

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