私の恋愛観
唐突ですが、私の人生を振り返ってみると、私は割と恋愛経験が豊富だったように思います。
恋愛体質というか、少し恋愛に依存していたところもあったのかもしれません。
家庭に居心地良さを感じていなかったため、高校生の頃にはもう既に彼氏ではなくて伴侶が欲しいと思っていました。
また、アメリカに住んでいたので様々な人種の方ともお付き合いしました。
アメリカ人、フランス人、フィリピン人、日本人…。
そんな私ですが、お恥ずかしいことに、夫と出逢うまで誰かを愛するという感覚がよく分かりませんでした。
ただ、断るのが苦手だったのと、付き合えば気持ちも変わるかも?という理由から何となく流されて付き合うことが多かったです。(本当に失礼な話です。)
こういう中途半端な気持ちで付き合うから、痛い目見るんですよね〜。
そんなんだから30代になっても結婚できず。
夫とは婚活で出逢ったのですが、その時にはもう自分の気持ちに妥協しない、自分が本当に好きで尊敬できる人が見つかるまでは結婚しないという意志が固まっていました。
もう30歳も過ぎていたので、そういう相手が見つからなければ一生独身でいいやという気持ちでいました。
やっとそう思えるようになったのが割と最近という本当に情けない話なのですが、
曖昧な感情に左右されずに、自分の気持ちに正直になれたからこそ、そこからはとんとん拍子で進んでいきました。
実際夫と出逢ってから結婚するまでは本当に早くて、芸能人の電撃婚並みだったので周りからも心配されました。
でも、私は幸せになると確信していました。理由はうまく言えないのだけれど、私が初めて自分に妥協せずに付き合えた人であり、納得のいく決断をしたからです。自分で決めたことなので、悔いはありませんでした。また、夫は淀んだ私の人生に新しい“風”を吹かせてくれるような存在でした。
私の場合、不思議なことに誰かに自分の心の穴を埋めてもらおうと思うと、途端にうまくいかなくなるんですよね。寂しいと自分の内面ばかりに目が行ってしまい、相手の心を見る余裕がなくなってしまう。目の前の現実を見ることができなくなり、盲目になり、相手を見極める能力が著しく低下してしまうのですよね。
だからそういう時は相性が合わない人と出逢ってしまったり、利用されたり…。
一概には言えないのですが。
でも、お互いが自立して、一人で生きていけたとしても、それでも“その人”と一緒にいることを選ぶ。選んだ先に「結婚」や「生涯のパートナー」という形があるというのはすごく健全で、素敵だなと思うようになりました。
先ほども申し上げましたが、私は色んな方や色んな人種の方とお付き合いさせていただきました。
そこで最終的に学んだことですが、肌の色や、どこで生まれて、どんな環境で育ったかは関係なくて、結局はその人自身がどんな生き方を貫いてきたか、そしてどんな魂を持っていて、どんな未来や夢を描いていて、それが自分にどう響くか、なんだろうなと思いました。
もちろん、外見的に相性がいいかは大事だと思います。生理的な話ですものね。まずそこは第一条件で良いと思います。
でも、本当にこれは私の経験上の話になってしまうのですが、私は人を好きになるまでに、1日あれば十分でした。私の中にきちんと芯が通っていれば、この人だと見極めるのにそんなに時間はいらないのです。何故ならそういうのは打算ではないからです。
これは異性にも同性にも同じことが言えますね。
恋愛だけに言えたことではないのですが、高収入だからとか、高学歴だからとか、外国人だからとか、日本人だからとか、型にはめずにその人を一人の人間として見ていきたいものです。型にはめた考えでいると、いつの間にか自分も型にはまっているものだから…。
3行ポジティブ日記:
・昨日の夕飯はポークソテーと大根とほうれん草のお味噌汁でした。ポークソテーは塩胡椒だけでシンプルに味付けされていて、とても美味しかったです。
・最近音楽聴いている時間がすごく楽しくて、心も落ち着いて幸せです。良い音楽は心の栄養ですね。
・昨日夫と話していたら、「弱い部分を認めて、さらけ出して、その上でどう生きるか一生懸命になる姿が最終的には人の心を打つんだと思う」と言われました。それを聞いた途端、私の中でスッと悩みが消えました。さらけ出すという行為は悪いことではなくて、心を開くことは自分とも、周りとも仲良くなれる第1歩なんだと、とても大切なことに気づかされました。ありがとう。
まだまだ雨が続いていますが、皆さん安全に過ごされていますでしょうか?
災害などに備えて、どうか皆さんが無事であることをお祈りしています。
これからも赤裸々にさらけ出すスタイルのaima.mocoをよろしくお願いします!