あいこ

42歳で単身沖縄移住 ラジオパーソナリティやキャスターをやってます

あいこ

42歳で単身沖縄移住 ラジオパーソナリティやキャスターをやってます

最近の記事

11/6 AM8:39

お腹が痛い夢を見ていた。やけにリアルだと思った瞬間、お腹が痛いのは現実だと気づき、ほとんど目を瞑ったままトイレに駆け込んだ。 そんな慌ただしい目覚め、時計を見ると6時半。カーテンの隙間が仄暗く白かった。漏れてくる微かな光にキッチンの観葉植物のシルエットが浮かび上がっている。とても美しかった。 この景色は早朝にしか見ることができない。想定外の早起きだったけど、やっぱり早起きはいいものだと思い知る。夜が明ける時間帯がとても好きだ。 そのままベッドに入る。二度寝はもうできそう

    • 10/25 AM10:13

      朝井リョウの「生殖記」を読み終えた。 環境に植え付けられた考えやフォーマットにどんどん上塗りされて「自分自身にとっての幸せ」が彼方に追いやられていることに改めて思い巡らせる。この環境で生きるには、この環境のフォーマットで生きることが楽だしはみ出すのも怖いから、何となく時代に沿って生きることを選択している。それが本当に自分が望むものなのか、そこを問うことから逃げてる。日々しっくりこないのは、放棄しているからなのだろう。 自分ではコントロールできないものに振り回されることが多

      • 10/9 AM6:03

        今朝は5時前に目覚めた。明日は7時から働くため、慣れるためにもこのまま起きることにした。カーテンを開けると真っ暗。まだ夜だった。 この時間の独特な空気感が好きだ。まだほとんど世の中が動いていない時間、動物が蠢いている時間。夜とは違う独特な静けさ。だんだんと白んでいく空。これがとても好きだった。やっぱり早起きはいい。 届いたばかりの朝井リョウの新刊を読む。まだ40ページも読んでないが「生殖記」とんでもない本だ。即刻奇襲を仕掛けられて、早朝から出会うにしてはなかなかの衝撃。こ

        • 10/3 AM8:38

          「期待は裏切られる」と習ったはずだが、期待してしまっていたのだろう。同時に、気付かぬ間に自分の限界を超えてやってきたことに対する見返りも求めていたのかもしれない。 応援しあえない風土をなんとか変えたかった。仲間に対する関心の低さが生産性の低さに繋がっていると感じたし、裏を返せば伸び代は計り知れないほどある。軌道に乗ればあらゆる循環が良くなると思った。 でも甘くなかった。1人奮闘しても、やれることなんて限られている。奮闘する中で私は限界を超えていき、自分を壊し、そしてそれは

          9/23 PM1:06

          そこは高級ホテルの地下。隣のキッチンからはスイーツの甘い香りだったり、香ばしいパンの香りが漂ってくる。慌ただしく行き交うスタッフさんに「おはようございます」「お疲れ様です」と挨拶をすると、かねがね気持ちの良い挨拶が返ってくる。とりわけ海外から来たスタッフはとても丁寧で素直な笑顔が印象的だ。その姿に、大切なことを思い出させてもらえる。 そこはとても殺風景な廊下。交わされるささやかな気持ちのやり取りが、私は嬉しかった。白い廊下の先に緑が見える。「私はこれが幸せなんだ」そう実感し

          9/10 AM7:22

          今週から頑張って7時台に起きている。ちなみに今日で2日目。早起きをしている!と偉そうに言えないが、ここのところすっかり8時台にムクムクと起き始める自分にとっては新鮮な朝。やっぱり朝のこの時間が好きだ。 朝型と夜型。根が真面目な私はおそらく前者で、というか前者でありたいと願う。おばあちゃんは早起きだ。朝からせっせと家事をして畑仕事をして、昼過ぎには縁側でのんびりしている。私も午前中にやるべきことを終わらせて、午後にはのんびりしたい。休日に夕方から出かけるのが苦手なのは、おそら

          9/4 PM10:37

          あまりやらないが、というか全然やったことはないが、たまらず仕事中に友人に電話をした。罪悪感まみれの状況に耐えられず、自分が壊れてしまいそうだった。 開口一番「年上って難しいです」 場における年長者の在り方に、私は理想を追い過ぎてしまったのだろう。そして自分にその器がなかったのだろう。 もう何も言わないことが正解のような気がした。でもそれは逃げたいがための保身のための言い訳に過ぎないから、とてもダサい。だったらどうすればいいのか。 自分のやったことに対しての過程や結果を甘

          9/2 AM8:44

          9時には出発しなければいけない。今日はとても良い天気で、今、私は歯ブラシを咥えながらこれを打っている。もちろん歯は磨けていない。 やってしまったことが多少痛かったとしても、自分単体で考えればその先の道が開けるから、やってしまったことを認めてあげたい。やらなかったら、その道は開けないから。 そうやって生きてきたことを、あぁずっと認めてなかった。やってしまったことに後悔のみしてきた。いや、割と一生懸命生きてきたよ?それを全力で否定してきたのは、誰でもなく自分だった。 優しい

          7/17 AM8:16

          逃げないように友達数人に宣言をしたのは先月のこと。それから数週間経ち、宣言すると物事が進むことを実感している。 やると言った手前、やらないのはすこぶるダサい。有言不実行はダサい。私はダサい人間にはなりたくない。だからやるしかないし進むしかない。 「あなたの場所はここではないと思う。あなたはそれでいいの?」 2年前のちょうど今頃、友達が話してくれた言葉が魚の骨のように、今もなお喉の奥に引っかかったままだ。 その言葉は確かに嬉しくてありがたくて、でも認めるのが怖かった。通用し

          6/29 AM9:01

          朝から蝉がジリジリ鳴いている。青すぎる空に今日の暑さを思う。不思議と嫌な気持ちはしない。今日は休日。 あえて言おう。おかげで何もなくなった土曜日。自分のラジオも(強制的に)お休みなので、久しぶりに心理学の勉強会に出席できる。 奇しくも2024年の半分が終わろうとしている節目での、この何もない土曜日はありがたい。 大きな流れは存在していて、どうしたって「そちらではない」と暗示するような出来事が頻発して、私が進む道を塞いでいく。逆に「そちらで正解」の時は、道を照らし続けてくれ

          6/9 AM8:58

          中年独身が主役の小説を読んでいる。鋭い爪が心に刺さって、そのまま引き裂かれるような抉り方をしてくる。読んでいて痛い。でもなぜだろう。似たような思いに駆られる人たちがいるんだと思うと「しょうがないか」と明日を生きられる気がしてくる。 できなかったこと、持てなかったこと、無くしていくもの。 子どもの頃、大人になったら当然持っているであろうと思っていたものを、この歳になってほとんど持っていない自分と対峙した時の気持ちは「惨め」だ。そしてこの気持ちはなかなか人に共有できない。惨めさ

          6/5 PM9:18

          お風呂待ち。 沖縄に来てもバスタブに浸かることはやっぱりやめられない。長年の癖だ。 夕方行ったスーパー。唐突にポテトチップスを爆食いしたくなって売り場の前で何を買ってやろうかと血気盛んに選別していた時、「これは自己虐待だ」と痛感した。ポテチを爆食いすることが自己虐待ではなくて、そんな状態になるまで我慢を強いている現状に自分を置いていることが自己虐待だと。 あほくさい。実にあほくさい。 しかしながら手放すとは難しい。人間は変化を嫌うから現状にしがみつきがちで、そして良くも悪

          5/8 AM9:13

          朝起きると元アイドルの俳優が炎上していた。 発言も、その発言に対する謝罪までも炎上していた。 大変だなと思った。 私はその内容に対して「あぁ」としか思わなかった。だからちょっとだけその俳優に同情する気持ちにもなった。 悪気はなかったんじゃないかと思う。もちろん悪気がないからと言って何を言ってもいいわけではないけれど、発言の根っこにはただ純粋に「楽しませたい」っていう健気な気持ちが私には見え隠れしているように感じたから、だから「大変だな」と思った。そんなつもりではなかったの

          5/7 AM0:27

          体調不良からごっそり気力が削られていたことに気づき、そう言えばとっくの昔に燃え尽きていたんだと知った。 誰かと一緒にいるのは楽しいけれど気を遣う。今は気遣えるだけの体力も気力もない。何気ない一言にすら心を削られる。だからこのGWは誰とも関わりたくなかった。 ガソリンスタンドに行く。開いた財布にはレシートの山。家計簿をつけれなくなって2週間ちょっと。当たり前にできていたことができなくなる。クローゼット代わりの押し入れは見るも無惨な状態で目も当てられない。キッチンに溜まりがちな

          4/26 PM10:05

          体調不良な1週間が終わった。体調不良は終わらない。 咳をし続けた腹筋には、筋トレしたような痛さがある。そのまま腹筋が割れてくれたらいいのにと呑気に願う一方で、シンプルに身体が辛い。これも加齢の影響かと思うと、これから先健やかに生きていくために絶対的に筋肉が必要だと痛感する。かっこいい体とか割れた腹筋とか(さっき言ったばかりでなんだけど)、そんなのは二の次で、動ける身体のためには動けるための筋肉が必要だ。自分で自分を生きるために必要なものは「健康」。健康なしには、何も始まらな

          4/22 AM7:18

          洗濯物は基本的に室内干しなので、部屋の中は雑然としていることが多いが、昨日コインランドリーで一気に乾かしてきたから今朝はスッキリしている。 洗濯物を干していない時に香を焚く。 「香を焚く」高尚な趣味でもなんでもない。ただ単に香りが好きなのだ。 視覚派・聴覚派・嗅覚派・触覚派、、その他にもきっとあるのだろうけど、私は嗅覚派。人がまとってる香りや、場の香り、土地の香り。いい香りもそうでない香りもあるけど(その場合は「匂い」といった方がしっくりくる)、とにかく香りが好き。 今朝