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5/8 AM9:13

朝起きると元アイドルの俳優が炎上していた。
発言も、その発言に対する謝罪までも炎上していた。

大変だなと思った。
私はその内容に対して「あぁ」としか思わなかった。だからちょっとだけその俳優に同情する気持ちにもなった。

悪気はなかったんじゃないかと思う。もちろん悪気がないからと言って何を言ってもいいわけではないけれど、発言の根っこにはただ純粋に「楽しませたい」っていう健気な気持ちが私には見え隠れしているように感じたから、だから「大変だな」と思った。そんなつもりではなかったのに、という部分。それでも不快に思う人たちはいるから、発言することの難しさを改めて思う。

正義の刃は鋭いから滅多斬りにされることも多くて、その場面は見ているこっちもしんどくなる。「あなた関係ないよね?」って人も、正義を振りかざし叩く。
正義は気持ちがいいから。正しいことは気持ちがいいから。
その気持ちよさは私も知っている。でも、叩かれる側の気持ちも知っている。

叩かれるには理由があるからもちろん自業自得な面もあるのだけれど、周りが敵だらけで自分の味方が一人も居ない状況は、誰にとっても辛いものだろう。例え悪いことをしたとしても。

事柄によっては感情が混じってどちらかに寄ることももちろんあるのだが、第三者はあくまで第三者でありたい。被害者ヅラして加害者を叩くことで快楽を得ることで、切り捨てている気持ちがあることを忘れたくない。

そんなことを思った朝。


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