阿愛@BL的映画レビュー

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阿愛@BL的映画レビュー

なんでもBLにしてしまうバイセクシャルで淫夢厨の雑食野郎 以下の記事を掲載しています ・「BL的映画鑑賞」と称した映画レビュー ・創作BL小説の投稿(休止中) ・中央競馬全レースと地方競馬の重賞予想 ・「綺麗事抜きの公営競技指南」と称した指南書 他にもいろいろ考えています

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  • 阿愛の国際新劇場~BL的映画鑑賞のススメ~

    真に尊いBLは意外な場所にある 普通に見て面白い、BL的に見て尊い名画の数々を独断と偏見で解説

  • 恒例化を目指すBL書きの競馬予想

    俺プロにて中央を、そして地方の重賞レースを予想します

  • 恒例化を目指すBL書きのオートレース予想

    「森君のやってるの」から「爆音のギャンブル」へグレードアップだ 初心者にも1からわかる綺麗事抜きの予想指南も掲載

  • 恒例化を目指すBL書きの競輪予想

    競輪はギャンブルの王様、男の抒情詩、そしてBLだ! 初心者にも1からわかる綺麗事抜きの予想指南も掲載

  • 阿愛のBL文庫

    ゲイとBLの良いところ取りを目指す創作BL作品群 毎月1の付く日(31日はお休み)の投下を目指します

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阿愛はこんな奴

pixivで創作BLを書いています。毎月1の付く日(31日はお休み)の投下を目指しています。また、中央競馬と南関東競馬、その他地方競馬の重賞レースの予想を毎日公開中です pixivページはこちら BOOTHにて皆様に作中の主人公たちがお礼を申し上げる掌編を販売中です 万一にもお仕事の依頼等ございましたら、「ahai.rainbow@gmail.com」までご連絡ください

    • 第107回 首(2023 東宝・KADOKAWA)

       本noteの基本コンセプトとして、配信されている映画をレビューしていくという物があります。せっかくレビューを読んで興味を持ってくださっても、観る事が出来ないのでは少し寂しいでしょう。  というわけで、配信されない映画はあまりレビューしないようにしていました。そうすると、配信を嫌う監督の映画はレビューが難しいわけです。  世界の北野武もその一人です。北野作品は全然配信されない事で有名なのです。もっとも、私はあまりたけしを高く買っていないのも事実です。  しかし、今度めで

      • 【序文】BL的映画鑑賞のススメ【インデックス】

        前置き BLは素晴らしい物です。こんな所へ来たからには皆様も好きなはずです。いまやBLは一定の市民権を獲得し、世間にあふれています。  しかし、本当に尊いBLがその中にどれほどあるでしょうか?良いものは探すのが骨というのは何もBLに限った話ではないですし、探す苦労もまた喜びという考えもありましょうが、生憎と私はそういうタイプの人間ではありません。  そこで少し昔の話をしましょう。200年ほど前、オランダ船でヨーロッパへ持ちこまれた日本の焼き物をある芸術家が買い求めました。

        • 第106回 暴力金脈(1975 東映)

           さて、本日は6月の最後から2番目の平日であります。それがどういう意味なのかというと、株主総会の集中日です。今日の昼にあちこちの会社で株主総会が行われたわけです。  何故株主総会が同じ日に一斉に開かれるかというと、これは総会屋対策です。  というわけで、今日は総会屋映画でいきましょう。松方弘樹の忘れらがちな名作『暴力金脈』でお送りします。  今や過去の職業になった総会屋の実態に迫るこの映画、私は初めて見た時に心底総会屋に憧れたものです。  ヤクザ映画の暴力路線が行き詰

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          第105回 殴り込み艦隊(1960 東映)

           さて、前回は『海軍横須賀刑務所』で読者御各位の日本海軍への美しいイメージを徹底的に叩き潰した自信がありますが、どんな組織にも良い面と悪い面があり、悪い面ばかりを取って囃し立てるのは平等をモットーとする本noteとしては望ましくありません。  というわけで、日本海軍を極めて美しく描いた映画でバランスを取ろうと思います。若い頃の高倉健が主演の『殴り込み艦隊』でお送りします。  最前線で戦う駆逐艦黒雲に、健さん演じる機関科士官が大和から転属してきて成長していくという、実に分か

          第105回 殴り込み艦隊(1960 東映)

          第104回 海軍横須賀刑務所(1973 東映)

           さて、今日は5月15日、5.15事件の日です。2.26事件ばかりが有名ですが、結局のところ2.26は5.15の後追いです。そして、これはつまり海軍が不満を爆発させた日なのです。  というわけで今回は勝新唯一の東映出演作である『海軍横須賀刑務所』でお送りします。  勝新演じるヤクザの水兵志村が海軍で大暴れし、刑務所に送られてもやっぱり大暴れという、概ね想像通りの映画です。山下耕作監督、石井輝男脚本なので健さんの任侠映画と『網走番外地』のテイストが入り、予想も期待も裏切らな

          第104回 海軍横須賀刑務所(1973 東映)

          第103回 帰ってきたヒトラー(2015 独)

           さて、本日4月30日はヒトラーの命日です。人類史上最大の殺人鬼、類まれなるカリスマ、ちょび髭の代名詞、そして国家社会主義の最大の体現者であるヒトラーの映画は腐るほどあります。  その中で最も面白く、ナチスについて学べるのが今回紹介する『帰ってきたヒトラー』です。原作も大ヒットしたので観た人は多いと思います。  ストーリーそのものは単純で、2014年に転送されたヒトラーが映画監督志望の青年に拾われ、現代ドイツの惨状を目の当たりにして再起を目指すという、今風に言えば転生物の

          第103回 帰ってきたヒトラー(2015 独)

          第102回 赤と白とロイヤルブルー(2023 米)

           さて、今年も4月4日がやってまいりました。オカマの日、もといLGBTの日です。  というわけで、毎年恒例のガチホモ映画レビューでお送りします。今回はどなたでもお気軽に観られるところでAmazonプライム専売の『赤と白とロイヤルブルー』でお送りします。  ストーリーはいたって単純で強烈。アメリカ大統領の息子と英国の王子様がデキちゃうだけです。後の要素は枝葉に過ぎません。  この露骨にして明快なコンセプトが腐の皆様に与えた影響は相当に大きかったと思います。こんな分かりやす

          第102回 赤と白とロイヤルブルー(2023 米)

          第101回 オーバー・ザ・トップ(1987 米)

           さて、本日2月14日はふんどしの日、実に男らしい日であります。え?バレンタイン?あんたはバレンタインが誰だか知っているんですか?  というわけで、ふんどしを前面に押し出した映画をレビューしようと思っていたのですが、ちょっとばかり事情が変わりました。  というわけで、今回は究極に男らしい映画でお送りします。先日急に尼プラで配信が始まった我らがスタローンの逸品『オーバー・ザ・トップ』でお送りします。  何と言っても本noteの主演俳優はシルベスター・スタローンです。何故か

          第101回 オーバー・ザ・トップ(1987 米)

          第100回 メジャーリーグ(1989 米)

           さて、プロ野球のキャンプインの季節、球春到来であります。今年も多くの選手が大リーグへ旅立ってしまいましたが、半分くらいは1年くらいで逃げ帰ってくるのでしょう。  というわけで、BL的映画レビューも野球回でお送りします。ここぞというタイミングの為に取って置いた『メジャーリーグ』でお送りします。  ストーリーはいたって簡単。駄目チームに集まったダメ選手が都合よく覚醒して優勝する、予想も期待も裏切らない極めて手堅い一本です。それを『スティング』でオスカーを獲得したデヴィッド・

          第100回 メジャーリーグ(1989 米)

          第99回 必殺4 恨みはらします(1988 松竹)

           暮れも押し迫ってまいりました。今年はジャニーズ崩壊の年でもありました。  そして、29日の必殺シリーズのスペシャルを持って東山"ソーセージ"紀之が引退するそうですが、私は極めて不満であります。  そもそも、必殺は現実社会の許せぬ悪を殺す事で半世紀も続いてきたシリーズだというのに、渡辺小五郎がこのまま退場するのは勝ち逃げであり、私は断固として許せません。  従って、皆様はあのスペシャルを見るべきではありません。その代りになる作品は、既に作られているのです。  というわ

          第99回 必殺4 恨みはらします(1988 松竹)

          第98回 上海バンスキング(1984 松竹)

           さて、去る12月8日は御存じの通り太平洋戦争が始まった日であります。とすれば1941年の今頃は盆と正月が一緒に来たような大騒ぎであった事でしょう。  この開戦日に合わせてとある戦争映画が公開され、顰蹙を買っています。12月8日に戦争映画を公開するやり方も悪いですが、ストーリーの出来も悪いとあっては、戦没者への冒涜と思われてもしょうがないでしょう。  とは言え、戦争について考えるのには良い機会であります。だから今回はちょっと変わった視点から戦争を見る映画をレビューしましょ

          第98回 上海バンスキング(1984 松竹)

          第97回 ジャッカルの日(1973 英)

           さて、このnoteも始めてかなり経ちましたが、やはりラインナップが下品な映画に偏っている事は否定できません。  そういう映画程BLなのもある側面では事実ですが、やはりたまには上品な映画もやらないと品位を疑われます。  8月25日はWWIIのパリ解放記念日です。なので、この日を舞台にした上品なヨーロッパ映画を一つ。今回は『ジャッカルの日』です。遅れたのは気にしないで下さい。フランス人が仕事の期日を守るはずがないのです!  シャルル・ド・ゴール暗殺を狙う殺し屋と刑事の痺れ

          第97回 ジャッカルの日(1973 英)

          第96回 じゃりン子チエ(1981 東宝)

           夏休みであります。私にはもう関係の無い話ですが、夏休みになれば映画番組のラインナップも変わります。つまり、子供向けの映画がラインナップされます。  全ての映画館をハッテン場にするという壮大な野望を掲げているこのnoteが果たしてこの流れに乗らなくても良いのだろうか?ならとりあえずやってみるべきです。  というわけで、本レビュー初のアニメ映画でお送りします。関西人のソウルアニメーション『じゃりン子チエ』です。  大阪西成の崩壊(?)家庭を面白おかしく描いた異色作であり、

          第96回 じゃりン子チエ(1981 東宝)

          第95回 フィリップ、きみを愛してる! (2009 仏)

           本日4月4日はオカマの日…というのは最近は良くないので、LGBTの日と言うのだそうです。もっとも、当事者の意見はまちまちですが。  こんな日なのでガチホモの映画で行きましょう。それも、今回は実話をもとにした映画で。  というわけで、今回は『フィリップ、きみを愛してる!』でお送りします。実在するゲイの天才詐欺師、スティーブン・ラッセルの伝記映画であり、刑務所物であり、純愛ラブストーリーです。  リュック・ベンソンが製作総指揮、スティーブンがジム・キャリー、その恋人がユア

          第95回 フィリップ、きみを愛してる! (2009 仏)

          第94回 KANO 1931海の向こうの甲子園 (2014 台)

           WBCは日本の優勝で幕を閉じました。思えばWBCはイチローがイきかけたり、そのイチローにホモ一歩手前の信者が群がったり、そして今回は大谷を中心とした総受けハーレム!最低だと言わないで下さい。とっても喜んでます。  お祝いに野球映画をと思いました。何が良いだろうと考えて、思い浮かんだのがチェコ代表の思わぬ奮闘です。誰もが「チェコで野球やってるのか?」と思ったはずですが、今や日本人はチェコ贔屓です。  そしてもう一つは日系人ヌートバーの思わぬ活躍。ハーフの日本人選手が他の国

          第94回 KANO 1931海の向こうの甲子園 (2014 台)