なぜイタンジに出戻ったのかを語ろう
自己紹介記事を読んでくださって、なんでイタンジに戻ったの!?と聞かれる機会が増えた。
前向きな気持ちで退職する人が増えた時代。とはいえ、やっぱり乗る船に何かしらの不満があったり、目指している方向性が違うから退職する。
僕もそうだった。
それなのになぜ出戻りをしたのか。そもそもなぜやめたのか。
イタンジが追う未来はキラキラしていた
2019年にグループ会社のGA technologiesに入社し、すぐにイタンジへ出向した。
最初の仕事はOHEYAGOの立ち上げ。
「お部屋を借りる、を変えていく」のミッション通り本当にイノベーティブだと思ったし、世界が変わると思った。
その後、自分の業務はSaaSに変わっていくが、こちらは不動産の、暮らしのインフラを作っている感覚を得られた。普通に生きていたらほとんどの方が関わる不動産。日本人ほぼ全員がイタンジを使っている世界。なくてはならないもの、便利で手放せなくないもの。
これは、業務をちょっとよくするだけのSaaSではない。日本の、世界のインフラになる希望がある。
そんなサービスを広げるためにマーケティング部を立ち上げた。立ち上げ当初は、本当にうまくいって、マーケ無くしてイタンジなしくらいに思っていた。今思うと傲慢だった。
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ビジョンをビジュアル化するのは好きだった。
飽きっぽい性格が災いした
僕は昔から飽きっぽい。幼少期・学生時代からサッカーに水泳、空手にバスケなど色々と手を出した。今も何かにハマると新しいことに没頭してしまう。
よく言えば好奇心が強い。
でもイタンジを辞める時は悪い方に出た。
自分で立ち上げたマーケティング部は最初の成功を継続させることができず、1年少しでメンバーは去っていった。メンバーをマネジメントをする器がないと思い、経営企画に異動させてもらう。
しかし、経営企画として夢中になれるミッションを自分で見つけることができず、苦しかった。そんな時に起業のタネが。そして楽しそうな会社の業務委託の話。
あの時は、前向きな気持ちでやめたつもりだった。今振り返ると、逃げだったと思う。
その後、自分で作ったサービスを売ってみたり、業務委託としてお手伝いをしてみたりした。
ログラスという素晴らしい会社に入らせてもらったりもした。チョコレートと出会ったのもこの時。イタンジから離れていた時期も色々あったが、趣旨がズレるのでまた今度書く。
イタンジの描く夢を実現させたい
さて、本記事のイタンジに出戻りした理由であるが、「外に出てイタンジの素晴らしさを再認識した」に尽きる。
一度はイタンジの夢、目指している世界が見えなくなった。けれど、それはイタンジがダメになったわけではなく、自分が腐っただけだった。ありのままの自分を受け入れたら、イタンジはやっぱり素敵な会社だ。
代表の永嶋は心の底から支えたいと思える器だし、イタンジは日本のインフラに本当になりつつある。
イタンジが諦めたら今後2,30年は日本の不動産は変わらないのでは?と思う。
何より尖っているようで、誠実でまっすぐで熱量に溢れたカルチャーが好きだ。
代表交代の動画ですが、とても熱い思いが見てとれるのでぜひご覧ください!
どうやって出戻った?
さて、そんなエモい理由で出戻ったわけだが、そもそも出戻りさせてくれる会社自体すごくない?
僕はそんなイタンジの器の大きさも好きだ(もちろん全員が出戻りできるわけではないと思うが、、)。
ちなみにイタンジのメンバーとは退職後もよく交流していた。先輩とも後輩とも同期とも、ボードメンバーや代表(当時は野口)とも離れている最中も交流があった。
なのでどストレートに会っていたメンバーに「出戻りしたい」と伝えた。今の代表の永嶋とは面接もした。選考って感じではなかったけど、戻りたい気持ちは強くなった。
そうこうして、マーケティングのメンバーとして出戻りさせてもらうことになった。
プロダクトに誇りを持てる
出戻りをして良かったなと思う点がいくつかある。
その中で大きいのはプロダクトに誇りを持てることだ。
Xでイタンジと検索してみると、ユーザー様からお褒めの言葉がたくさん溢れている。
地方から3時起きでご来店のお客様の
— 鈴木 誠 | 誠不動産 (@makotonist) February 3, 2024
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イタンジのシステムに感謝しかない
イタンジにも、かつての自分のように退職していくメンバーももちろんいる。でもプロダクトそのものに不満があって退職する方はいないと思う。
誰かにとっては有益でも、別の誰かにとっては不利益があるプロダクトになっていない。
売上も大きく成長してきたし、それ以上の価値を世の中に提供できている。
これはインフラになりつつある証左だと思う。プロダクトビジョンはとても面白いし、人々にとってなくてはならないものになっている。そんなプロダクトを作っている感覚を持てることは幸せだ。
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まとめ
とりとめなく書きたいことを書いたnoteになってしまったが、結論としては「外に出てイタンジの素晴らしさを再認識したから出戻った」になる。
プロダクトも人もカルチャーもビジョンも魅力的だなと思っているので、話を聞いてみたくなった方は下記より面談のご予約お願いします!