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日記のはしきれ

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つらかったこと、嬉しかったこと。自分の価値観。
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#眠れない夜に

閉店ギリギリの美容室でかけこんだ私と話した、新人アシスタントの子へ

閉店ギリギリの美容室でかけこんだ私と話した、新人アシスタントの子へ

先日、閉店ギリギリの美容室で
カラーをしてくださいと駆け込んだ。

直前の予約だったため、
「もう帰れる」と思っていた店員さんたちの落胆が丸見えだった。忍びない気持ちで対応してもらった。

それでも営業時間内。
他の店員さんはみんなはけて、
輪になって私語がダダ漏れしていた。
裏では店長がため息をついているのが聞こえた。 
忍びない気持ちがあっても、少し苛立ってしまうほどには対応が悪かったように思

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「結局、〝自分と同じ人〟はいないんだって悲しくなったことない?」

「結局、〝自分と同じ人〟はいないんだって悲しくなったことない?」

2020年の冬、
わたしはこの質問をある男性にした。



思えば、私は、ずっと小さい頃から、
一緒に生きてくれるパートナーを探していた気がする。
ひとりでこの世を生きていける気がしなかった。
同性でも、異性でも、
自分と同じ価値観、考えの人を探してきた。

このとき、私は2年付き合った彼と別れた直後で
ひどい喪失感に襲われていた。

今思うと、完全に
次の依存先を探していたように思う。


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「想ってたのは自分だけだったのか」この切なさは、

「想ってたのは自分だけだったのか」この切なさは、

出会いと別れの春。
それを象徴するように、
この春、同期が遠くに異動をする。



内定したとき、
共通の友達が多かった私達は
すぐに友達になった。

入社すると、
配属は違う課になり、
働く場所も違うので自然と会う頻度が減った。
それでも行動範囲が一緒で、
休みの日に歩いてるとふと会ったり、
仕事上で一緒の委員会になったり、
なにかと縁のある同期だった。

そして3年目、
わたしは同期と同じ課

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