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素晴らしき哉、note

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日々、スキを押させて頂いてるnoteは読んでいいなと思っているものばかりです。スキだけじゃ無い特別な感情を持った、持ってしまったnoteたち。(これから収録していきます)
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#小説

【創作大賞2022参加】「カラビ=ヤウゲート 深淵の悪魔」/第一話

タクシーの運転手は女性だった。 紅林太一郎は内心で、ハズレかな、と思いながら後部座席に乗…

長夜の長兵衛

【本稿は、2021年8月より不定期連載していた短編を推敲、加筆して、note創作大賞2022への応募…

小説:花色の忘却/全文【15085文字】

春  薄くぼんやりと曇った土曜日。あっという間に散った桜が終わった途端、気温の高い日が続…

moon river

      presented by  "ほのラジ” 新しいお月見「お月見コンテスト2021」三日月賞 受…

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小説|消えたい八月三十一日

 八月三十一日の夜。それは長く続いた夏休みが終わるときです。小学生のころ、彼は毎年その日…

僕のねこ、夏 #8 僕のねこ、夏【最終話】

#1へ    前ページへ  それから間もなくして夏が死んだ。  大粒の雨がざあざあばちばちと…

夢見る猫は、しっぽで笑う。(結・後篇)

この作品は、 絵 イシノアサミ 文 闇夜のカラス 文 あんこぼーろ 3人で作る作品の、完結篇です。 前のお話はこちらから。 「そんなことよりさぁ、菜花との同期率かなり下がってるみたいだけど大丈夫?ドリちゃん。」 私も、ドリちゃんも息をのんだ。 黒髪のその女の子は、私の顔で、私の声だったから。 「え…あの子って…私??」 私がドリちゃんに訊くと、ドリちゃんは頷いて話しだした。 「なるほど。さっきの魔王、変な構造展開させたから変だな、とは思ってたけど。」 「どゆこと?!

小説「かわいいビギナーズ」⑦/⑦最終回

←①から読む ←⑥に戻る  教室に入るなり、先生は、おっ、という声とともに身を引いて、ち…

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白の戦記 : 超新星覚醒

<約3000字の小説です> 落ちこぼれ戦士  水面に星が揺れる。額に星の痣。擦ったところで消…

赤いリボン-10年後のバレンタイン-

受けたい授業を自分で選べて、クラスや学年を超えて誰とでも繋がれる大学生活というものに憧れ…

ぷらーな
4年前
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